連載:気まぐれゲーム雑記 第504回:海外メディア曰く、日本の家庭用ゲームは終わったらしい
気まぐれゲーム雑記
第504回:海外メディア曰く、日本の家庭用ゲームは終わったらしい
とはいっても、ゲームはたくさんあるわけですが。
結局どんなゲームをやりたいかに尽きる
AZです。ラ王の冷やし中華なるモノが存在していたので食してみたところ、思った以上に冷やし中華だった事に衝撃と即席麺の進化を垣間見ました。
ところで、海外メディアが日本ゲーム市場の不振を指摘しているという記事がちょっとした話題を呼んでおります。少々長めなのでまとめると次の様な感じ。
- Wii Uは歴史に残るような失敗
- マイクロソフトのやり方は見当外れ
- PS4は悲観的な状況を変化させたが、発売から2ヶ月弱経った今ではそれも否定されている
- PS3以来、開発の難しさと高解像度グラフィックやオンラインフィーチャーの重要性に呼応して予算が上がった
- 中堅企業がモバイルゲームに主軸を移しており、魅力的なタイトルがないことが問題
- ソニーか任天堂が現実味のある家庭用コンソールを開発できなければ、開発企業のモバイル移行は早まるだけ
- マイクロソフトのフィルスペンサー氏は、日本の現状について家庭用ゲームが終わったとは考えていないとして、日本市場は重要であると強調している
[情報元:ニュースフィアさん]
まぁ、言わんとしたい事は何となく伝わる感じでしょうか。
マイクロソフトの事についてはとりあえず以前当ブログでも取り上げたのでそういう感じに収めてしまいますが、Wii UやPS4についてはそうとらえられても仕方がない結果が出ています。海外メディアも、日本の動向はそれなりに注目しているという事でしょう。
Wii Uについては、色んな意味で難しい立場に追いやられています。タイトル不足感もありますが、何よりハードを牽引できそうなタイトルが出てきていない事が挙げられ、今後出てくる「マリオカート8」「ゼルダ無双」「ゼノブレイドシリーズ」「スマブラ」といった任天堂ラインナップでどれだけ盛り返せるかが注目されています。これはもう、国内外問わずです。
また、先に挙げた任天堂ラインナップ達が予定通り年内に出てくれば問題ありませんが、来年まで延びる可能性も否定できません。ゲームの質を高めるのはメーカーの努めでもありますので延期は仕方なき話でもありますが、結局「ソフトと一緒に買いたくなるくらい魅力あるハード」という存在感を示せない限りは、ハードを牽引する事は難しくなります。
一方で、PS4についても海外とは違った動きを見せています。その一番の理由は、日本向けタイトルが乏しいという事に尽きるでしょう。もちろん、海外ゲームを楽しめる人なら何ら問題はないわけですが、残念ながら日本においては少数派です。今後も、インファマスやウォッチドッグスがPS4タイトルとして注目を浴びるでしょうが、ハードを牽引するかと言われれば難しい事は否定し難い事でもあります。そんな状況でもありますし、日本向けタイトルの発表なり何なりが待たれているのは言うまでもありません。
とどのつまり、Wii UにせよPS4にせよ多くの人がハードごと買いたくなるようなソフトがまだ出てきていないというのが現状であると言えます。それに3DSなりVitaなりPCなりスマホなり、その他のゲームデバイスはたくさんあるのです。やりたいゲームがある方へ傾くのは、当然の流れとも言えましょう。各メーカー様におかれましては、より魅力あるタイトルを多数作っていって欲しいモノですね。それが、ハード普及に一番直結するのですから。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:なにやら、海外メディアが日本ゲーム市場の不振を指摘してるというから、まぁ欲しいゲームがなけりゃハードは買わないわなぁと。
:Wii Uはとにかくタイトルをたくさん出す必要があるし、PS4は日本向けタイトルの登場待ち状態だよな。
:そゆことで。今やPCでもスマホでも何でも遊べる時代になったからね。ゲーム好きならハードに拘らず、好きなモノでゲームをするのが一番だと思うよ。でもまぁ、日本はやっぱり家庭用ゲーム機の存在感が強いから仕方無しとも思うけど。……なんにせよ、Wii UもPS4も今年1年はノンビリ見守る姿勢でいるしかないかと。
:PS4に限ってはまだ2ヶ月だしな。1年後どうなっているかが一番の注目どころなんだろうよ。
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