連載:気まぐれゲーム雑記 第490回:2014年3月の家庭用ゲーム機ソフト売上は、1位がダークソウル2で3位が妖怪ウォッチだった件
気まぐれゲーム雑記
第490回:2014年3月の家庭用ゲーム機ソフト売上は、1位がダークソウル2で3位が妖怪ウォッチだった件
アニメ効果がでておるようです。
意外なモノがランクインしているのを眺めるのは面白い
AZです。お金問題で辞任は、いつの世も一緒です。
ところで、ファミ通が3月の売上タイトル(集計期間は2014年2月24日~2014年3月30日)上位5つを発表しています。
【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位 『DARK SOULS II(ダークソウルII)』(PS3)
販売本数:30万9854本
2位 『マリオパーティ アイランドツアー』(3DS)
販売本数:20万9523本
3位 『妖怪ウォッチ』(3DS)
販売本数:19万1713本
4位 『戦国無双4』(PS3)
販売本数:18万8905本
5位 『牧場物語 つながる新天地』(3DS)
販売本数:18万8502本
[引用元:ファミ通.comさん]
なんか、マリオパーティはジンワリと盛りあがっている……のですかね?
ダークソウル2は言うまでも無く多くのコアなゲーム好きにとって喜ばしい類のゲームです。それに3月に発売されたのを考えれば当然とも言えるでしょう。そんな中で存在感を放っているのが3位の妖怪ウォッチです。
妖怪ウォッチは、2013年7月11日にレベルファイブが発売しました。発売当初のデータをみてみますと、初週は5.3万程度だったりします。レベルファイブとして、イナズマイレブンと入れ替えるようなマルチメディア展開を狙っていたタイトルだけに、発売初週の勢いがなかったのを見ると、現在のアニメ効果での回復は素晴らしいと言う他ありません。もっとも、初週の売上が失敗しているかどうかに関しては、他メーカーの子供向けタイトルに比べれば上手くいっている方とも言えてしまいますが。
アニメを中心に話題になっているというのは、主に幼稚園児から小学生程度に向けたいわゆる子供向けである事が功を奏した、という事が言えます。他メーカーであるカプコンやセガ、スクエニも子供向けタイトルを出してはいますが、レベルファイブさんほど成功しているとは言いがたい。ちょっと話はズレますが、カプコンはマルチメディア展開、特にアニメを絡めたモノは「イクシオンサーガ」や「ガイストクラッシャー」を見ても上手くいっていないと痛感します。
話を戻しまして。妖怪と日常をテーマにしたのは、昔で言えば「ゲゲゲの鬼太郎」になるわけですし、それを今風に作り上げて子供にアピールしたのは上手い手法だったという事でしょう。ともなれば、今後出てくるセガのヒーローバンクはどういった道を辿るのか、子供達の動向に注目せざるを得ません。
恐らくは、現時点で子供向けに上手くアピールできる会社はレベルファイブである事に間違いないように感じられます。ガンダムでは少々アレなところもありましたが、子供向けという事にスポットを当てれば「イナズマイレブン」や「ダンボール戦記」は伊達じゃない事は明らかです。ゲーム発売から半年経ってからアニメで一気に話題を呼ぶというスタイルで成功させた「妖怪ウォッチ」ではありますが、今後他メーカーでそういった子供向けに上手くアピールできるタイトルが生まれる事はあるのかどうか、じっくりと見物しておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:3月のゲーム売上TOP5に妖怪ウォッチが入ってたので、そこらへんについて言及してみました。
:まぁ、アニメとか知らない人にゃ気づいたら売れてるだのなんだのって感じな話題だよな。
:妖怪ウォッチは上手く子供に取り入る事が出来たし、レベルファイブだから出来たとも言うべきなのかなと。他メーカーは軒並み失敗している気がするし。でも、レベルファイブだって何かに付けてゲーム発売を延期するクセみたいなものがあるから、そこらへんは直して欲しいとも感じますな。……今はスマホに全力だしネー。
:ま、今後どこまでスマホに突っ込むか次第ってのもあるとは思うがね。
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