連載:気まぐれゲーム雑記 第482回:今のインディーゲームは、認知度よりも重要なモノがあるらしい
気まぐれゲーム雑記
第482回:今のインディーゲームは、認知度よりも重要なモノがあるらしい
宣伝的な、プロモーション的なモノが必要なようです。
ビジネスとして成功するには必要にならざるを得ない
AZです。最近、「インディゲーム」なのか「インディーゲーム」なのか迷う時が多くなりましたので、「インディーゲーム」で統一していこうと思いました。
さて、日本でも賑わうのかどうかが注目されているインディーゲームですが、海外ではインディーゲーム開発者がコンソールでの重要性を語っています。
コンソールには未だに信頼性がある。PCは「オープン・プラットフォーム」で、誰でもPCゲームをリリースできるから、風変わりなインディ物に興味がない一般的なゲーマーにとっては、私がPCでゲームをリリースした経験があっても何とも思ってくれないんだ。
[引用元:Choke Pointさん]
インディーゲーム開発者ならではの悩みですかね。
海外ではPCゲーム市場も確かな場として存在していますので、インディーゲームに対しての認知度もそれなりにあるとは想像できます。少なくとも、日本よりは遙かに良い状況に違いはないでしょう。
ですが、その認知度よりも
そこから分かること、そして今後数年の推移で興味深いのは、選別が認知度よりも重要だという点だ。発見のし易さは問題の一つであって、問題の全てではない。流通担当による名誉の印を与えられることこそが極めて重要であって、それによって自分のゲームの受け止められ方が大きく変わってくるんだよ。
[引用元:Choke Pointさん]
というように、どなた様か知られた人が「このゲームは面白い」というお墨付きをつけることこそが極めて重要だという見解を示しています。この意見も、わからないでもありません。
この路線で言えば、「テラリア」は間違いなくソレだったとも言えるでしょう。テラリアは、マインクラフトの開発者であるNotch氏がツイッターで発言した事から知られるようになったのは有名な話ですし、コンソール版になっても100万以上のセールスを記録したという話題が出たばかりです。発言力がある人の影響力というのは、計り知れないモノがあります。
今のところ、ネット上のマーケティングというのは各メーカーやメディアからの情報が主立ったモノになっています。ですが、YouTubeやニコ動を初めとした動画共有サイトなどで、ゲームの宣伝も随分と在り方が変わってきました。PS4のシェア機能もそうですし、日本でクラウドファンディングを行って話題を呼んだ「Airship Q」も、PCベータ版を出して好きに配信して良いというスタンスでの宣伝を試みたのは記憶に新しいところです。
新しい宣伝手法に移行しようとする中で、やはりまだまだ存在として小さいインディーゲーム達にとっては、影響力のあるいち個人の発言が一つのキーにはなりそうです。日本でもブームになるのかどうかが試されようとしているインディーゲームではありますが、業界の方々にはより多くの人に認知されるよう頑張ってもらいたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今のインディーゲームは、コンソールで出す際におえらかたのお墨付きが重要になるのだよーってなお話です。
:そりゃまぁ、ないよりあった方がいいわなぁ。
:根本的にゲームとして面白いか否かが最重要だけどね。でもまぁ、ある程度著名な方が「このゲーム面白いから!」って言うのは大切だと思う。そういう意味じゃツイッターとかで各クリエイター様方が、アレが面白い、ツマラナイ、と言っているのは案外大切な事なのだと思う。……まぁインディーゲームを率先してプレイするクリエイター様はそう多くもなさそうだけどネー。
:日本だとそもそもにインディーゲームの存在が希薄だからなぁ……。
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