連載:気まぐれゲーム雑記 第480回:2013年の国内スマホゲーム市場は家庭用ゲームソフト市場の2.2倍らしいので、ちょっとスマホゲームの好き嫌いを分類してみた
気まぐれゲーム雑記
第480回:2013年の国内スマホゲーム市場は家庭用ゲームソフト市場の2.2倍らしいので、ちょっとスマホゲームの好き嫌いを分類してみた
まぁ、ふえるでしょうね。
どこまでを「ゲーム」とするかがポイント
AZです。近場に閉店するお店がちらほらとでてきており、増税直後の変化が何となく垣間見える気がしないこともありません。
ところで、2013年の国内スマホゲーム市場が、家庭用ゲームソフト市場の2.2倍であるという調査結果が話題を呼んでいます。
2013年のスマートフォンゲーム市場は5,468億円、前年比178.0%となった。これは、同年の国内ゲーム市場規模全体の約5割を占め、国内家庭用ゲームソフト市場規模2,537億円の約2.2倍を上回る水準となった。
[引用元:MarkeZineさん]
ついに倍になりましたねぇ。
元よりスマホゲームの勢いがあるのは周知の通りですが、倍になったという今回の結果は今後も引き続き各メーカーは全力でスマホに突っ込んでくる様が見て取れる内容と言えます。当然ながら、そのような流れの中ならばスマホがメジャーリーグという会社があるのも納得できますし、誰もが知っている有名タイトルをスマホで出す流れが止まるわけもありません。そもそもに、スマホの普及率と家庭用ゲーム機を比べれば、むしろ家庭用ゲーム機は善戦したという見解があってもおかしくないのです。
もちろん、各メーカーがそちら方面に注力すれば会社としての開発人員が減るわけですから、据え置き機も必然的にすくなくなっていきます。ですが、以前から言っているとおり家庭用ゲーム機が滅亡することもなく、作る人は作っていくでしょうし市場としてあり続けるのは明白です。もっともそれが、企業を支えるほど裕福な市場か? と問われたらさっぱりわかりませんけど。
さて、ここいらでさくっと分類分けをしてみようと思います。どのような分類分けをするかと言えば、「スマホゲームを良しとするか否か」についてです。
当ブログでも時折スマホの話題をしますが、たまに「スマホゲー好きなんですか?」といった感じに書かれる事があります。もちろん、そういった質問自体悪い事ではありません。私は自分を生粋のゲーム好きだと自負していますので、ハードは比較的どうでもよく「好きでもなければ嫌いでもなく、自分にとって面白いゲームが大好きです。」としか応えようがないわけですが、当然ながらそこに渦巻く個人的感情というのも理解はできます。ですので、私自身の考えを整理するためにも分けておくことにしました。
で、何となく派閥に分けてみると次の様なモノが思いつきました。決して悪意で書いているわけではないことを、先に宣告しておきます。
スマホゲーム許容派
- 生粋のゲーム好き派:ゲームが面白いと思えれば何でも良いタイプ
- PCゲームも余裕で許容出来る派:そもそもスマホはPCをモバイル化したモノでしょ? タイプ
- ゲームをお手軽に楽しみたい派:時間が多く取れなかったり、コントローラのゲームに疲れたり、短時間で出来るゲームに魅力を感じたタイプ
- 安上がりに済ませたい派:安いゲーム、無料ゲームが多くて喜ぶタイプ
- スマホゲームしか知らない派:言葉通りのタイプ
- 家庭用ゲーム機を見限る覚悟が出来ている派:家庭用ゲーム機のゲームは色んな意味(ビジネス、タイトル、価格、メーカーの対応など)で諦めているタイプ
スマホゲーム否定派
- ゲーム好きというよりハード好き派:ハードで善し悪しをつけるタイプ
- やっぱり据え置き機が好き派:ハード好き派より過激じゃないけど、感情としてスマホよりも据え置き機が良いタイプ
- TVゲームはコントローラでやりたい派:タッチやフリックでやるゲームはゲームと思えないタイプ
- テレビでゲームをしたい派:ゲームは大画面でやってこそ醍醐味があると思うタイプ
- クオリティ面で納得し難い派:根本的にスマホゲームがつまらないと感じるタイプ
- ソーシャルゲームの印象が悪すぎてついていけない派:スマホゲームとソーシャルゲームがごっちゃになっちゃっている人も含めたタイプ
だいたい、以上のような事が思いつきました。正直もっと考えればまだまだ出てきそうでありますが、大体当てはまる様な気はします。
私自身は、スマホゲーム許容派の1に該当する人間です。ですが、今のところスマホゲームで大絶賛すべきタイトルはあまり出会えていません。そういう意味では、ゲームについてのクオリティ面で思うところがあるという事でしょう。そこばかりは個人のさじ加減ですし、数多くこなすしかない気もしています。……PCゲーや据え置き機で積んでいる最中ですので、そちらにまで手が回らないのが現実ですが。
一方スマホゲーム否定派からすれば、大体3や4に集約されそうな気がします。特に5の場合は、今まで据え置き機でプレイしてきた人達からすれば、求めるゲームがなければつまらないと感じるのも無理はありません。そういった意味で、否定したくなる気持ちもわからないではないのです。
私個人の見解ではありますが、スマホと家庭用ゲーム機の普及率はかなり違います。だからこそ市場規模も大きく変化するとは思っています。そして、そういう中で許容したり否定したりする人が出るのは当たり前で、そこからハードメーカー、ソフトメーカーはどういった選択をしていくのかが一番注目されていく事になるでしょう。パズドラのように、スマホから3DSという路線も十分に有りなのです。
はてさて、今後のゲーム市場はどういった人達に何をアピールしていく事になるのでしょうか? 据え置き機がマイナーになるのか、それとも盛り返すのかはわかりませんが、多くのゲーム好きにとってより良い方向に動く事を楽しみにしておきたいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:スマホ市場が家庭用市場の2.2倍というので、スマホゲーがOKと言う人とそうじゃない人ってなんでそうなのかを分類分けしてみました。
:ふむ。まぁ、どちらの意見もわからんではないが。
:要するにコレって、どこまでを自分の中の「ゲーム」として捉えるかっていう話なんだよね。だから一人一人違うものなんだけど、スマホゲーム市場の方が遙かに大きくなってきたという現実はしっかりと見つめておく必要はあるかなと。……ま、結局のところどちらだろうとゲームが面白くない事にゃ始まらないだろうけどネー。
:その「面白さ」も個人の尺度が違うわけだが、多くの人にとってオススメできるような面白いゲームがたくさん出てきてくれるのを願いたいものではあるな。
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