気まぐれゲーム雑記
第457回：TGS2014の日程が9月18日～9月21日に決定、テーマは「GAMEは変わる、遊びを変える。」というけれど？

国ごとにゲームの対応が異なりそう。

ゲームの楽しさそのものは変わらなくても良いのです

AZです。「Banished」のせいで、積みゲーが捗りません。

ところで、「日本の」ゲームの祭典ことTGSの日程が決まったと話題になっています。

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は、日経BP社の共催のもと、「東京ゲームショウ2014」を2014年9月18日から9月21日までの4日間、千葉・幕張メッセにて開催することを明らかにした。会期は、前半2日間がビジネスデイ、後半2日間が一般公開日となる。

［引用元：Gamerさん］

今年も残暑が厳しいタイミングなのですかね？

昨年を振り返ると、TGSはツイッターやYouTube、その他動画配信サービスのライブ放送で見守っていれば大体ゲーム情報を把握できてしまうゲームショーになった印象もありますが、実際に触れる機会があるのは喜ばしい事でもあります。特に、PS4やXbox Oneなどの次世代機と呼ばれる類は、1年目となるわけですし大いに気張って欲しいモノです。……Xbox Oneはまだ発売日もわからないのですかねぇ……？

で、そんなTGSの今年のテーマは

今年のテーマ「GAMEは変わる、遊びを変える。」

GAMEの新しい世界が、いよいよやってきます。それは、ネットワークとの融合から生まれる世界。これまでのGAMEの常識を変えるイノベーションは、まだ誰も知らなかった感動と興奮をもたらすはずです。GAMEは変わる、遊びを変える。今年のテーマには、そんな未来を拓くGAMEへの期待と決意が込められています。GAMEの新しい世界の幕開けを、東京ゲームショウ2014で体感してください。

［引用元：Gamerさん］

というモノだそうで、何となく「……へ？　今更ネットワークとの融合云々を言っちゃうのです？」という思いがなきにしもあらずです。

このネットワークとの融合というのは、PS4やら何やらで搭載されるシェア機能や動画撮影でより広がりを見せる、という部分だと言えるでしょう。そうなると、元より日本ではニコ動を筆頭にゲームプレイ動画はごまんと溢れかえっていますし、各メーカーはさほど明言もせず何となくあやふやな対応できていたモノが、ここで明確なモノへと変化する……かも？　という事が言えます。概ね、グレーなラインで自主的に遊んでいた動画やら何やらが、ある程度クリアされる可能性が出た、といったところにも思えます。

もちろん、動画はどれを許容してどれを許容しないかが命題として残り続けます。サウンドノベル的なモノはネタバレ厳禁だから不可能でしょうけど、ストーリー重視のRPGだと「内容も見せてやる気を起こさせる方が良い」のか、それとも「何となくPVやらだけで盛り上げた方が良い」のか、こればっかりは何とも判断が難しい。恐らく、今後各メーカーの宣伝方法は大きく変化する事が想定されます。

とはいっても、日本では動画に対して一定の抵抗感を覚えているメーカーは多いような気もします。海外はPCでゲームをするような土壌がありましたので、昔はいざ知らず今は動画に対して寛容な態度のメーカーがそれなりにありますが、日本は据え置き機でやり続けてきた以上ある意味抵抗があるのは必然とも言える部分です。しかし、価格はともかくとしてテラリアを日本に持ち込み、ニコ動などで配信を許可したやり口は非常に上手いモノがありました。PS4などで、今後それが更に加速するのかどうかが注目視されます。

今回の次世代機の登場で劇的にゲーム体験が変化するか？　と問われたら「劇的ではない」と答えるでしょう。ですが、ニコ動やらライブ配信サービスでゲーム動画を作ったり配信し続けた人達にとっては、動画をシェアする事により問題なくゲーム体験の共有がおこわれる時代になるかもしれない、というのが一番の注目点です。時代が追いついた、とも言うべきところかもしれません。今年のTGSでその事がしかと体験できるのかどうか、じっくりと見守っておきたいですね。