連載:気まぐれゲーム雑記 第428回:荒れているワンダーフリックについて、そろそろ話題にしてみよう
気まぐれゲーム雑記
第428回:荒れているワンダーフリックについて、そろそろ話題にしてみよう
サービスで金取るんだから、しっかりサービスしないことにゃ始まらないのです。
レベルファイブらしい延期祭り
祝日ということで、淡々とゲームを消化していたAZです。セインツロウ4のレビューは、来週の発売前に間に合いそうです。
ところで、キャッチコピーが”3分で楽しめて1000時間遊べる新型RPG”こと「ワンダーフリック」のレビューが大変荒れております。Google Playの該当ページはこちら。
1月14日午前1時現在
これを荒れていると言わずに何と言いましょう? というレベルに到達しておりますね。こうまで荒れると、ジョジョASBを彷彿とさせるものがあります。
主な原因としては、根本的にゲームができないといった部分に起因しています。最初、2013年12月25日のメンテナンス後に配信予定だったのですが、そこから小刻みに延期を繰り返しました。それこそ数時間後に開始できると言ったモノから、数日空けたモノまで選り取り緑です。結局、年明けの1月8日になってやっと配信開始されたかと思ったら、1月9日には再度メンテナンスに突入。1月13日に再開されたかと思ったら、また緊急メンテナンスといった感じに、もはや質の悪いコントと言わざるをえません。
1月13日の緊急メンテ最初の発表
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2時30分から7時までの間に作業完了を目指すと変更
こうも連続で延期を繰り返すとなると、すでに公式発表を信用している人もそうはいないでしょう。発表した時間に作業完了を目指して、結局終わらないのではお話になりません。オンラインでサーバーを介する事からその運営の難しさも垣間見えるのは確かですが、オンラインゲームは売りきりのゲームとは違いサービスが肝心と言えます。サービスがマトモに開始されていないにも関わらず公式が信用を失うというのは実に稀なケースですが、むしろきちんと仕切り直すという事が出来ない企業であるように映ったのは私だけじゃないはずです。
元々レベルファイブは、通常のパッケージでも延期する事を容赦なくやるメーカーの一つです。コンシューマでは珍しい方でしょうが、いくら延期が得意なレベルファイブとはいえど、オンラインサービスでの不手際はきちんとフォローしないかぎりただただ信用を失うだけでしょう。ついでに言えば、かつてXboxで出ると言われていた幻のMMOこと「トゥルーファンタジーライブオンライン」もネットワーク部分の開発が難航したということで、やっぱりネットワークは苦手……なんでしょうか?
ワンダーフリックは、PS3やPS4、Xbox OneやWii Uでも配信予定されています。しかし、ゲーム内容ではなくゲームができないという形で評価が出てしまい、今後この評価が当分足を引っ張る事になるのは想像に容易いでしょう。オンライン要素が必須となるゲームの場合、サーバー管理面もゲームとして評価されるのは仕方がない話ですが、それでもゲーム内容で評価されないというのは何とも勿体ない話です。期待しているプレイヤーもいるわけですし、早く事態の収拾を図って欲しいモノですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:なんか、レベルファイブのワンダーフリックが荒れてるというので生暖かく見守ってたんだけど、いい加減酷いから話題にしておこうと思ったわけです。
:仕切り直した方が圧倒的に印象もマシだったとは思うが……。
:そうしなかった以上は、何かしらがあるって事だろうね。まぁ、基本は無料なわけだし、ゲームができない以上は課金もへったくれもないからそう目くじら立てる事もないんだけど。でも、プレイしたい人達からそれがどう映るのかはきちんと把握すべき話だとは思うよ。……それにしても、本当にレベルファイブは延期が好きだよねぇ。
:別に好き好んで延期してるわけじゃねーだろ。……ワンダーフリックの延期ラッシュは、余りにも度が過ぎると思うがな。
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