連載:気まぐれゲーム雑記 第417回:2013年を総括してみよう:Vita編

気まぐれゲーム雑記
第417回:2013年を総括してみよう:Vita編

ジワジワと変化があるのでしょうか?

値下げでジワジワと盛りあがりを見せた

買い物しようと街まで出かけたら、財布を忘れて……自宅へと猛ダッシュしたAZです。買い物時に財布を忘れると、某国民的アニメのテーマソングが如く「愉快」なんて感情は一切湧きません。

さて、先日のスケジュール通り、本日はVitaを振り返ることにします。今年のVitaは、値下げや2世代目の登場、Vita TVなど色々な動きがありました。まずは、値下げの話題から始めようと思います。

Vitaが2月28日から19980円へと値下げされました。そして、その勢いもあってか共闘タイトルをアピールしまくった「ソウルサクリファイス」もそこそこにヒットしたような気がしないこともありません。元祖共闘プレイといったところで、マルチハンティングアクションと根本的に何が違うのかと言われたら何とも難しい話ではありますが、少なくとも共闘と言えばVitaだという印象付けには成功しています。プレイヤーにとってわかりやすい形で見えるというのは、非常に重要な部分でしょう。

また、タイトルラインナップで言えば、和風モンハンと例えられた「討鬼伝」も確かな人気を得ました。「GOD EATER2」も確かな売れ行きを出しています。他にも「デモンゲイズ」や「マインドゼロ」など、中小メーカーが新規タイトルで参戦してきた印象が強いです。あとは、アニメやラノベ関連が多いのも特徴といえば特徴でしょうか。

ただ、コンパイルハートに限っては「限界凸記 モエロクロニクル」のPVがYouTubeから消されてしまうという出来事をしでかしており(削除理由が性的なコンテンツの禁止)、流石はガラパゴスRPGを出すだけはある、と自分でもよくわからない納得をしてしまいました。ニコニコ動画には残っていますので、日本と世界の表現基準の違いを見ておくのも良いでしょう。ですが、こういった方向性が過激になりすぎると問題が表面化してきてしまいます。何事もほどほどのスタンスを崩さないようにお願い申し上げたいものです。……いやまぁ、GTAやセインツの一部はどうなるんだという物言いがあるのもわかりますけど、どの部分をゲームのウリにするかはポイントになりそうです。

話を本筋に戻しまして。
Vitaは、2世代目でディスプレイを有機ELから液晶へと変化させました。薄くなったり軽くなったりはありますが、液晶の違いが一番にあげられる事でしょう。どちらが良いかは本当に人次第です。私が実際に触った感覚だと、始めて買うなら液晶でも問題ないけど、旧型を持っているなら有機ELの方が良いと思えました。

今年プレイしたVitaゲーム

では、ここらへんで閑話休題的に、私が今年プレイしたVitaのゲームを一覧にしておきます。

  • ソウルサクリファイス
  • PSO2
  • シュタインズゲート(PCで数年前にやっているので2回目)
  • LIMBO
  • TOKYO JUNGLE M
  • 勇者のくせにこなまいきだ。G
  • その他PS Plusで配信されたモノ

表立って一番やったのは、ソウルサクリファイスにPSO2でしょうか。ソウルサクリファイスは、ボッチなくせに結構頑張ってプレイした方だと思っております。

また、PS Plusのサービスが夏くらいから結構頑張りを見せており、Vitaのゲームもそこそこに配信されています。旧作でよければ、PS Plusでプレイ可能なモノをやっていくのも十分アリですし、ゲームアーカイブスのタイトルも十分揃ってきました。私自身、そういった使い方で重宝している印象が強いです。

今後のVitaは、PS3タイトルとのマルチやPS4との連動、Vita TVと話題は多そう

今年のVitaは、ある時期からPS3とVitaのマルチ化が進みました。そして、一部のタイトルではVita版の方が初週の売れ行きが良いという結果さえでてきています。そういった意味でも、世界から見て日本は独特な市場を形成しつつある様が窺えます。

さらに、PS4との連動はPS4が日本で発売されればその有用性が取り上げられていく機会も増えていきます。特に、来年発売されるPS4はリモートプレイも可能になる事から話題を集めるのは間違いないでしょう。しかし、ココで売れ行きがよろしくないけど当ブログとしては応援している奇妙ガジェットこと「Vita TV」の存在を忘れてはいけません。

Vita TVとPS4の連動はそこまでの有用性があるかどうか悩ましいところもありますが、とにかくVita TVを欲しくなるような要素が少なすぎる事がピックアップされます。どうにかしてプレイヤーをテレビに引き戻したいという思惑は伝わりますが、中々上手くいかないのが現実なのでしょう。今後は、Vita TVにスポットを当てたようなタイトルが出てきてくれる事を願うのみです。

昨年とは違い、今年はしっかりとPSPからVitaへとハードが移行しつつある事が多少なりとも実感できるような年になりました。とはいえ、まだまだVitaだからこそコレで遊びたいというタイトルがそこまで多いとも感じられず(討鬼伝やGOD EATER2はPSPとのマルチ)、来年出るであろう「俺屍2」や「フリーダムウォーズ」は期待されるところでしょうか。PS3とのマルチタイトルもありますが、Vitaでしか楽しめないようなゲームを提供していってもらいたいものですね。……来年、Vita TVがどうなっていくのかは生暖かく見守りたい限りです。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:2013年を振り返るということで、本日はVitaです。

しゃきーんさん:ジンワリとPSPからの移行が見られたな。

しょぼーんさん:討鬼伝やGOD EATER2の売れ行きをみると、完全にシフトとは言いがたいラインだけどね。でも、来年は俺屍2やら何やらとVitaだから遊べるんだよ! みたいなタイトルが出てくるだろうから、そういう意味で盛りあがって欲しいなと。……Vita TVは、完全面白ガジェットという位置付けで見守ろうと思う次第です!

しゃきーんさん:……Vita TVを買う意味合いみたいなものを強く打ち出さないと、現状打破は難しいかもなぁ……。

連載:気まぐれゲーム雑記 第417回:2013年を総括してみよう:Vita編に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

記事にコメントを書く