連載:気まぐれゲーム雑記 第413回:ゲームの価格が色々と変動している昨今です

連載シリーズ ロゴ気まぐれゲーム雑記の第413回は、ゲームの価格なお話。

気まぐれゲーム雑記
第413回:ゲームの価格が色々と変動している昨今です

住み分けが鮮明化していくという話。

課金の有無を考慮する時代、なんていうのはみんな知ってます

クリスマスはチキンが安くなって嬉しい日だと心得ているAZです。他者の過ごし方は気にしちゃいけないという強がりです。

さて、当ブログじゃ全然紹介していませんが、バンナムから発売予定のVitaタイトル「ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!」の課金について、バンダイビジュアルの広報の人が“現時点で課金の予定はない”とアピールをしております。

その後に、

と、さりげないフォローを入れておりますが、中々に興味深い話といえるでしょう。

バンナムは各タイトルの随所に課金要素を作ってその収益を伸ばしているわけですが、最近で分かりやすいモノはジョジョASBでしょうか。あの作品は、パッケージタイトルにソーシャル要素を盛り込んで更に課金してもらおうという手法を取っており、結構な批判を受けました。元より、課金に対して否定的な意見が多い現状のゲーム業界において、ジョジョASBは売れた本数を考えると実験すべきではなかったタイトルと言えるでしょう。

上記のガールズ&パンツァーはそういった批判を回避するためのモノであるのは想像に容易いわけですが、バンナムのタイトルに限った話ではなく、ゲームの価格は課金要素によって色々と変化が生じているのが現状でしょう。純粋にゲーム内容を追加する拡張であったり、湯水の如く課金できるアイテム課金であったり、将来的に出るDLCを前持って支払っておけるシーズンパスなど課金要素は様々です。また、ベースになっているのがF2Pなのかパッケージなのかなども踏まえ、その様々で賛否があるというのは間違いありません。

たびたび書いていますが、私自身はプレイヤー達が喜ぶような追加要素の課金なら大いに賛同している姿勢です。しかし、F2Pタイトルでゲームセンター化を目指しているようなタイトルならまだしも、パッケージなのに湯水のように課金できてしまう要素はイマイチ賛同できかねますし、ついでに最短の攻略法が課金というのもゲームとしてどうなのか悩ましくも思います。

もちろん、それらはケースバイケースではあるでしょうが……。その昔、MMOはハマると危ないなんて事も言われましたが、湯水の如く課金が出来るゲームとどちらが危ないかは見識者からご意見をお伺いしたいところで御座います。

課金要素により、ゲームの価格は定価を支払えば全力で遊べる、という代物でもなくなっています。プレイヤーにとって、納得できる課金にそうじゃない課金があるわけではありますが、多くのプレイヤーにとって納得するような課金要素が増えていき、メーカーにとってもプレイヤーにとってもWin-Winの関係になれる事を目指してほしいものですね。


しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:ゲームの定価が定価じゃ全要素を遊べなくなった昨今、メーカーがきっちり課金要素がない事を叫ばなければいけなくなったってのはなんだかなぁと思う次第。

しゃきーんさん:まぁ、もうどうにもならん話だがな。

しょぼーんさん:その通りなんだけどね。ゲームは所詮面白ければやるし、つまらなければやらないだけの話だから。ただそこに、課金要素も含まれるようになりましたよーってな話なだけで。……多くの人が納得する課金ってなんでしょねぇ……?

しゃきーんさん:メーカーも模索してんじゃねーの? ……よーわからんけどさ。


【アマゾンさん】

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