一週間を振り返るコラム的な何か
第73回：なぜかStarboundが話題になった一週間

みんなやろうぜ！　有料ベータ！

ガンガン新作ばかりでてきおって、手に余り始めた次第

AZです。特技は、英語がまるで出来ないのに英語オンリーのゲームを買って、辞書を引きながらニヤニヤプレイする事です。

さて、2013年12月8日～12月14日までの一週間で一番見られた記事は「SFだからといって敬遠したらもったいなさ過ぎる、テラリアンのためのSFテラリアこと「Starbound」はやっぱり時間泥棒」でした。皆々様、SFテラリアに興味津々というところで、いつもよりも多く見られていたのが印象的です。あとは、ゲームクリエイター様方がパッチやら課金やらについて対談するという話題もありました。

今週はそんな2つの話題を振り返ろうと思う次第です。

四の五の言わず、黙ってやれ

SFテラリアことStarboundですが、ハッキリ言って非常に良く出来たSFテラリアです。かなりボリュームアップしている事は間違いなしでしょう。

さて、せっかくですので私自身がゲームに対してどう思っているかをすごく簡単に書いておきます。私はゲームをさせてくれないゲームに対し、たいした興味を持てないタイプの人間です。ゲームをしていると思わせてくれるモノは、自分の意見や行動が反映されやすいモノだったり、各ジャンルにおいて正しいゲーム体験をさせてくれるのか、という2点となります。まぁ、そういうのに属さないモノもプレイしますけど……。

その考えに従えば、Starboundは恐ろしいくらいゲームをさせてくれます。世界と材料はあげるからあとは自分で好きに遊びなさいよ、というタイプ。まさに、テラリアやマインクラフトで見たサンドボックスです。そのうち、コンシューマにお目見えする予感はさせてくれますが、Starbound自体まだまだ有料ベータですから当分先の話でしょう。そういう意味では、昔からPCゲームに慣れ親しんだ自分はラッキーだったのかもしれません。

現時点で有料ベータテストですから、色々と変更があったりデータが使えなくなったりもします。私が書いた記事の次の日くらいには、ダメージの計算式が変更されたり色々な修正が入ったためセーブデータがワイプされるというアップデートもありました。ベータテストで良いからプレイしたい！　という人は、それくらいは当然覚悟してプレイすべきです。そんなベータテストですが、PCゲームが違和感なく楽しめ、テラリアが大好きだったという人は「四の五の言わずやっとけ」と声を大にしていっておきます。

……ベータテストの意味が分からず、金を払ったんだからワイプせずにちゃんとプレイさせろと言う人はお門違いなので思い直す事をオススメします。

信用できるメーカーとはなんぞや？

スクエニとスパチュン、ファルコム3社のクリエイター方が対談するという記事を取り上げました。課金やパッチをメインに書いた記事ですが、せっかく振り返るなら信用できるメーカーって何なのかという視点で書き記しておきます。

日本でゲームの価格は3800～7800円くらいとなっておりますが、ゲームというのは娯楽の塊です。その娯楽に自分が求める価値として、それだけの金額を提示できるかどうかという話になります。その求める価値が、信用を持ってしてある程度左右されることがある、というのがミソです。まぁSteamのセールなどを考慮すると、新品を買うというのは早くプレイするための権利を買うという事に過ぎなくもなりつつありますが。

私が常々開発元が気になると言っているのは、どこなら信用できて、どこが信用できないかが明確になるからという他にありません。しかし、その信用できるラインとできないラインは、個人個人で尺度が違います。私の尺度は大体の場合、ゲームをしていて「これ、作った本人が本当に面白いと思って作ったか？」と思ったかどうかで見るケースが多い様な気はしております。

ともあれゲームの買う買わないに、メーカーに対する信用度が反映されるケースがあるのは間違いなく、どのメーカーも信用されないよりされている方が圧倒的に良いという事も疑う余地はないでしょう。すでに信用がないメーカーが信用を取り戻すにはどうすれば良いのかというのはさっぱりわかりませんが、そういう状況に陥らないようどのメーカー様も大いに奮って欲しいものですね。