気まぐれゲーム雑記
第404回：日本のゲーム業界は次世代機登場までセット販売に活路を見出すようです？

売る物がなけりゃ現実はそんなものです。

がんばれぼくらのげぇむぎょうかい

AZです。冬生まれで寒がりなのに、食べるうどんは冷たいモノが好きです。

そんな寒さの中、日本のゲームシーンにおける年末商戦に目玉がないと産経新聞が伝えております。

人気ゲーム機の後継機種「プレイステーション４」と「Ｘｂｏｘ Ｏｎｅ」の年内発売が実現せず、目玉商品不在で迎えた家庭用ゲームの年末商戦。新機種を待つユーザーの買い控えが懸念されるなか、メーカー各社はソフトや周辺機器をつけた「セット販売」でしのぐという展開となっている。

［引用元：産経Bizさん］

12月に入ってから売れたタイトルは当ブログがやってるメディア調べの比較で確認できます。ですが、TOP20圏外のランキングはと言えば電撃オンライン曰く「マリオ&ソニック ソチオリンピック」が5,725、「ガイストクラッシャー」が8,053、「ウォーキング・デッド」は7,467、PS3版「バットマン：アーカム・ビギンズ」が9,038という結果になっており、こいつぁ確かに目玉が不在と言われても仕方がない路線が出来上がっております。ついでに言えば、「マリオ&ソニック ソチオリンピック」と「バットマン：アーカム・ビギンズ」はシリーズ物ですし、「ガイストクラッシャー」はカプコンのさじ加減一つ次第なのはわかりますが、「ウォーキング・デッド」は今後の日本語展開がどうなるのか、生暖かい視線を送っておきたいものです。

そんな状況下ではありますが、先日発売された「パズドラZ」がどうなるかが注目されています。お店の方のブログなどを見ると凄く好調のようではありますが、年末商戦に焦点を当てた場合「パズドラZ」以外に爆発的に売れそうなモノがあるのかどうかは何とも言いがたいところです。……いやま、私としてはゼルダや信長には面白さ的な意味合いで期待もしているわけですが。

今年の年末商戦は、なんだかんだとPS4やXbox Oneといった次世代機が年内に発売されなかったのが少々手痛いモノでした。とはいっても、タイトルが揃わない限り、日本で売れるかと言われたら何とも絶妙に微妙なラインです。熱狂的ファンには支持されるでしょうが、日本で売れる日本らしいタイトルがない限りはちょっと難しいのも間違いはありません。いやまぁ、あまりやるモノがなくともどうせ買うなら消費税が上がる前に買っちゃおうとか、戦略的に買う人もいるとは思いますが。……主に私の考えですけど。

今のゲーム業界は、スマートデバイスから次世代機といったハード面、F2Pに代表されるビジネスモデル、PCゲームからインディーズの台頭など様々なモノが変動しています。それらが落ち着きを見せるのはもう数年かかりそうな気はしますが、それまでには各メーカーもどこにどれくらい注力するのかという方針を決めて突き進んでいく事になるでしょう。今年の年末商戦はまだまだ途中となっておりますが、来年の今頃にはどういった姿になっているのか、楽しみにしたいものですね。