一週間を振り返るコラム的な何か
第72回：PS4の発売が日本では遅れる理由について、新しい解釈が出た気がしないこともない一週間

やることが多いと、人間パンクします。

三菱のディスプレイがぁ……

StarBoundがクッソ面白くてやることが停滞しかねない勢いになっているAZです。……あれ？　先週もRogue Legacyで同じ事を書いた気が……。

さて、2013年12月1日～12月7日までの一週間で一番見られた記事は「日本でPS4が遅れた理由が、日本の開発メーカーのモチベーションを上げるため……とは意外な見方」でした。PS4について真面目に書いたつもりが、私の三菱ディスプレイ「ダイヤモンドクリスタ」に対する滲み出んばかりの愛用さがつい爆発してしまった記事でもあります。あとは、PlayStation Awards 2013でもさらっと見直しておこうかと。

今週はそんな2つの話題を振り返ろうと思う次第です。

遅れた理由が案外立派だった……でも、三菱ディスプレイが気になってそれどころでもなかった

任天堂には甘い事で有名な気がしないこともないエース経済研究所アナリストの安田秀樹氏が、遅れた理由は日本の開発メーカーのモチベーションをあげるため、という新しい見方を示した記事がでてきました。毎回何となく論点が違っていて、煽ってるんだか本気なのかが分かり辛いような記事が多かったNEWSポストセブンから出てきた、というあたりにも私としては注目しておきたいです。

すでに、海外では210万のセールスを突破したと表明していることから、大手メーカーはある程度安心してPS4に投資できるという判断をするかもしれません。しかして、日本の中小メーカーは、日本人向けに何かを作っているケースが大半です。日本人向けですので、結局のところ日本でどれくらい普及するか次第だということもあり、状況を見守るメーカーもそれなりにありそうな予感はさせてくれます。

PS4が出て、ついにVitaやVita TVも真価が問われるところとなります。PS4は、Vitaと同じようにジワジワと伸びるのか、それとも一気に伸びてくるのか。日本のPS4市場がどのように形成されていくのかを2月22日以降なめ回すかのように見守りたいですね。

……ところで、三菱ディスプレイ「ダイヤモンドクリスタ」の話ですけど、現在市場に出ている在庫で終了するようなのでこの際買っておこうと心に誓いました。その後のディスプレイ探しが憂鬱な気がしてなりませんが、本当にお疲れ様でした、と声をかけておきたいです。……いやまぁ、ゲーム全然関係ありませんけどね。

PlayStation Awards 2013が発表

SCEJがSCEAと合併して、初となるPlayStation Awards 2013が開催されました。算出される計算が、国内の出荷本数ではなくアジア地域での出荷本数に変更されたのが一番の注目どころでしょうか。

基本的に売れたタイトルが受賞する祭典となっています。ユーザーチョイス賞も、売れた分だけ話題になりやすいのだから、ある程度売れた方が有利という事も言えるでしょう。しかし、GOLD Prize・Platinum Prizeに名を連ねながらもユーザーチョイス賞でチョイスされなかったタイトルは、選ばれない何かしらが存在しているタイトルなのだ、というひねくれた見方も出来るモノだというのを痛感した雰囲気はしております。

逆に、GOLD Prize・Platinum Prizeに名を連ねて、ユーザーチョイス賞にも選ばれた「ドラゴンズクラウン」「グランドセフトオート5」の2つは、ファン以外にも広く親しまれたという事でしょう。両タイトルともプレイしましたが、非常に良い出来のゲームとなっています。ジャンルの好みさえあえば、やって損はないだろうとも思わせてくれる内容でした。

アジア地域での出荷本数ということなので、来年度はPS4タイトルもなんだかんだと混じってきそうな予感はさせてくれます。来年の今頃、消費税が上がった事にうんざりしつつも、各ハード情勢がどういった展開になっているのかを楽しみに見守りたいですね。