気まぐれゲーム雑記
第396回：スマホ版ドラクエ8の配信日が決定した件

ドラクエもスマホでプレイする時代なのです。

市場調査なドラクエ

何かを作り出すと止まらないAZです。気づくと真夜中だった、なんてことは日常茶飯事です。

ところで、スマホ版ドラクエ1を配信したスクエニですが、その勢いに乗っちゃうかといわんばかりにドラクエ8の配信日が12月12日である事を発表しました。スマホ版ドラクエ8の公式サイトもできています。

相変わらず音楽は文句のつけようがないくらいドラクエですね。

価格は2800円と廉価版プライスと同額に設定されており、スマホタイトルとしては割高感がある気がしないこともありません。私としては、9年前のゲームをスマホリメイクとはいえ廉価版と同じプライスで攻めてくるあたりに、ありとあらゆる意味でスクエニらしさをふんだんに感じ取る事ができる価格設定なのだな、と心得ております。ドラクエというブランドが試されているところでもありましょう。

何となく、今回のドラクエをスマホで配信というのは、市場調査的な意味合いがありそうな雰囲気がしてなりません。以前、堀井雄二氏はドラクエ10をオンライン化した際に

それでも、ドラクエのタイトルが、オンライン化に舵を切った意味は大きい。実際、堀井氏は今回のオンライン化の狙いについて「ドラクエシリーズで１本くらいそういうものがあってもいいのではと思った」とお茶を濁す一方、「どんなハードでも遊べればいいと思ってる。スマホで展開することも、環境的にそれがメインになっていけば、ありだと思っている」と踏み込んだ発言をした。

［引用元：東洋経済オンラインさん］

という言葉を残しています。純粋なゲームハードよりも、スマホでドラクエが普及する環境にあるならそれでも問題はない、という事でしょう。流石は「1番普及しているハード」で発売する事を公言しているタイトルなだけあって、柔軟な対応と見るべき……ですかね？

すでに、既存のゲーム市場とは別にスマートデバイス市場は企業にとって大きな魅力となっていて、どのメーカーも手を出しているのが現状です。そういう状況下ですので、スマホ版ドラクエシリーズの売れ行き次第で今後のドラクエ事情は大きく変化する可能性があると言えるでしょう。今後、ドラクエがどういう選択をしていくのかはまだ見えてきませんが、大いに注目しておきたいですね。

……あ、私自身はスマホ版ドラクエ1にがっかりしたタイプの人なので、ドラクエ8は期待せず見守りたいと思う所存です。