連載:気まぐれゲーム雑記 第371回:ユーザーチョイス賞の締め切りが間近となり、対象タイトルを見て思う事
気まぐれゲーム雑記
第371回:ユーザーチョイス賞の締め切りが間近となり、対象タイトルを見て思う事
今年もそんな季節がやって参りました。
ソフトが売れなくなっているという現実?
AZです。何とかして、年内にリニューアルをするんだ! という意気込みだけが空回りしています。
ところで、年末恒例のプレイステーションアワードが近づいているということで、ユーザーが選ぶ賞である「ユーザーチョイス賞」の締め切りが明日11月5日までである事が告知されています。
投票項目
投票部門名: 「ユーザーズチョイス賞」 ユーザーのみなさまがオススメするタイトル。ユーザー投票数上位10タイトルを表彰。
対象タイトル: 2012年11月1日~2013年10月31日までの発売・配信タイトル
投票可能数: 5タイトルま で
投票受付期間: 2013年10月1日(火) ~ 2013年11月5日(火)
投票資格: 「プレコミュ」メンバーの方
[引用元:プレイステーションアワード2013公式ページより]
ということで、5タイトルを選ぶ事ができます。プレコミュに登録しなければいけない手間は発生しますが、運が良ければ投票参加キャンペーンとして何かしらが貰えるかもしれないので、やってみる価値はある……かもしれません。まぁ、運試しとしてはアリでしょう。
で、こうなると対象タイトルはなんぞや? というのが定番の話題となるわけですが、ファミ通の方に売上上位のタイトルが列挙されています。
<PS3>
順位 タイトル メーカー 期間内推定販売本数
- 『龍が如く5 夢、叶えし者』 セガ 58万2257本
- 『メタルギア ライジング リベンジェンス』 KONAMI 46万4422本
- 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 バンダイナムコゲームス 45万5974本
- 『テイルズ オブ エクシリア2』 バンダイナムコゲームス 44万2753本
- 『グランド・セフト・オートⅤ』 ロックスター・ゲームス 43万7593本
- 『ワンピース 海賊無双2』 バンダイナムコゲームス 40万4294本
- 『真・三國無双7』 コーエーテクモゲームス 34万7480本
- 『コール オブ デューティ ブラックオプスⅡ(字幕版)』 スクウェア・エニックス 33万6319本
- 『真・北斗無双』 コーエーテクモゲームス 27万7394本
- 『第2次スーパーロボット大戦OG』 バンダイナムコゲームス 27万5508本
<PSP>
順位 タイトル名 メーカー 期間内の推定販売本数
- 『ワンピース ROMANCE DAWN 冒険の夜明け』 バンダイナムコゲームス 29万8636本
- 『AKB1/149 恋愛総選挙』 バンダイナムコゲームス 21万7891本
- 『ソードアート・オンライン‐インフィニティ・モーメント‐』 バンダイナムコゲームス 19万9791本
- 『プロ野球スピリッツ2013』 KONAMI 16万6858本
- 『討鬼伝』 コーエーテクモゲームス 15万2651本
- 『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2013』 KONAMI 14万3047本
- 『サモンナイト5』 バンダイナムコゲームス 12万7597本
- 『セブンスドラゴン2020-Ⅱ』 セガ 11万2940本
- 『うたの☆プリンスさまっ♪ All Star』 ブロッコリー 10万7827本
- 『シャイニング・アーク』 セガ 10万2328本
<PS Vita>
順位 タイトル名 メーカー 期間内の推定販売本数
- 『討鬼伝』 コーエーテクモゲームス 22万3457本
- 『SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)』 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア 18万9657本
- 『閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-』 マーベラスAQL 14万1381本
- 『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』 日本ファルコム 11万2260本
- 『ファンタシースターオンライン2』 スペシャルパッケージ セガ 10万5171本
- 『ドラゴンズクラウン』 アトラス 10万4390本
- 『ワンピース 海賊無双2』 バンダイナムコゲームス 10万594本
- 『ダンガンロンパ1・2 Reload』 スパイク・チュンソフト 8万8334本
- 『朧村正 マーベラスAQL』 7万8253本
- 『テイルズ オブ ハーツ R』 バンダイナムコゲームス 7万3324本
[引用元:ファミ通.comさん]
この数字は、DL版は含まれていないとのことです。
討鬼伝などを見ても、すでにコーエーテクモが決算発表の場で47万のセールスを記録した事が話題となっていて、上記の数字とは少々違いがあります。もとよりDL版の数字は含まれていませんので、上記の数字はあくまでも参考程度にみておくくらいが無難でしょう。
しかしそういう前提を踏まえても、100万超えのセールスに贈られる賞であるプラチナプライズに該当しそうなタイトルは今年もなさそうな雰囲気がしています。プラチナプライズは昨年も出なかったことを考えれば、各メーカーがDLCやらブラウザゲームやらスマホやら色々と展開を加速させている様は、企業として生き残りを賭けての試行錯誤である事がなんとなーく見え隠れします。
今後、ゲームビジネスは色々と変化していきます。拡張的なDLCからアイテム課金、F2P、据え置き機や携帯機、スマホからタブレットまで、メーカーはあらゆる方向を模索し、ビジネスが成立する道を選び取るのは間違いない事です。ゲーム市場そのものがどうなっているのかというのを客観的に見ておくと、何となくの現状が見えてくるかもしれません。
そういう売上やら何やらとは関係の無いところで選ばれるのが、ユーザーチョイス賞となります。もちろん投票総数がどうだとか何だとか、色々思うところはなきにしもあらずですが、それでも基本的にはゲームをプレイした人達が投票するはずなので、それだけ良い賑わいにもなるでしょう。ユーザーチョイス賞に何が選ばれるのかを楽しみにしながら、12月3日のPSアワードを楽しみにしたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:ユーザーチョイス賞が締め切り間近ということなんだけど、ファミ通が出してる数字を見ると色々思うところはあるよねってお話です。
:まぁな。今年もプラチナプライズはなさそうだし。
:市場そのものが変化しているってのは間違いないのかなーと。色んなビジネスモデルも一気に増えてきたし、各メーカーも対応に必死だから。……はてさて、どうなっていくのかねぇ……。
:ま、ただのゲーム大好きっ子としては、楽しめるものを提供してくれりゃそれで十分だがな。
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