連載:気まぐれゲーム雑記 第349回:なんだかんだと次世代ゲーム開発は大変そうだ

気まぐれゲーム雑記
第349回:なんだかんだと次世代ゲーム開発は大変そうだ

どの程度早く参入するか次第かもしれません。

次世代ゲームをどれだけスピーディに理解できるか

色々と悩みが尽きないAZです。人生、山あり谷ありです。

さて、PS4の予約に失敗をした私ですが、PS4のロンチタイトルである「Killzone: Shadow Fall」についてGuerrilla Gamesのリード・デザイナーであるEric Boltjes氏が次世代ゲーム開発のメリットデメリットを語っているそうです。

開発が容易だから、アーキテクチャは本当にクールだよ。メモリやハードドライブの容量、それに処理能力も増えたから、アーキテクチャが簡単になっている。

ただ、より多くを要求されることにもなる。次世代ゲームを作るだけでも、倍どころか4倍の労力が必要になるんだ。それだけクオリティを上げなければならないからね。より多くの人員が必要になるし、コミュニケーションも増える。だから技術的には容易になっているものの、プロフェッショナルの観点から見ると苦労は増しているんだ。

[引用元:Choke Pointさん]

コレは中々に新証言ですね。

今までは開発が楽になるという部分ばかりにスポットが当たっていましたが、確かに人員増加は避けられないでしょうし、その分打ち合わせなども増える事が予想されます。技術的な作り方が楽になる分、より大がかりなモノが作れるようになったとも見れます。

また、

本当に怖いのは、これまでに作り上げたツールなどは全て役に立たないところだ。全てを作り直す必要があった。次世代機のアーキテクチャに合わせたエンジンを作り直したし、アセットも全て一からやり直し。武器やアニメーション・システムも作り替えたんだ。セーブ・データを捨てて新規で始めるようなもので、怖いんだ。

[引用元:Choke Pointさん]

といった様にも述べており、作り直した際の苦労が滲み出ています。これはどのメーカーも同じ事で、どれだけ早くPS4の開発に対応できるのかが焦点になるわけです。特に、携帯機が主流になってしまっている日本市場においては、どのくらい使いこなせるメーカーが出てくるかは一つのポイントでしょう。

PS4を使いこなすがために大手メーカーが対応したゲームエンジンは、スクエニのLuminousEngine、コナミのFoxEngine、コーエーテクモのKTGLEngine、カプコンのPanta Rheiなど、それぞれ自社で開発されています。コナミはMGS5、コーエーテクモは無双7 with 猛将伝、カプコンはdeep downでその一例を垣間見る事ができますが、果たして「据え置き機はやはり素晴らしい!」という声が挙がってくるのかどうかが注目されるところです。まぁ映像美だけでは話になりませんが、ゲームとしての面白さに映像美も加われば誰もが望む仕上がりになるという事に違いはありません。

PS4では、PS3の時に比べさほど変わらない開発費であるという話題が以前出ました。しかし、パッケージゲームが苦戦している現状においては、実際それがどれくらい企業に影響を与えるのかは何とも難しい部分でしょう。今後、次世代ハードは据え置き機市場を見事牽引する事になるのかどうか、楽しみに待ち望みたいものですね。……私の場合は、まず予約をゲットするところからですが……。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:次世代機って素敵やん? みたいな話です。

しゃきーんさん:わけわからんわ。要するに、次世代ハードでの開発は楽になる一方じゃなくて大変な面もあるんだぜ? って話だな。

しょぼーんさん:そういうことです。でも、日本の大手メーカーがきちんとPS4に対応したゲームエンジンを用意しているというのは、なんだかんだと嬉しく思うところかなと。あとはもう、面白いタイトルをガンガン出してくれればそれでいいですので。……それができりゃ、どのメーカーも苦労しないだろうけどネー。

しゃきーんさん:まぁ……な。

連載:気まぐれゲーム雑記 第349回:なんだかんだと次世代ゲーム開発は大変そうだに関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

記事にコメントを書く