連載:気まぐれゲーム雑記 第340回:Vita TVは選択肢の一つ
気まぐれゲーム雑記
第340回:Vita TVは選択肢の一つ
個人的に今一番アツイハードです。
存在を消すにはまだ早い……かも?
パスタを茹ですぎて、残しておくには微妙な量だったのですべて食ったらお腹が膨れすぎて気持ちが悪くなったAZです。かれこれ何年も一人暮らしですが、未だに加減できません。
最近、私の中でもっぱら話題になっているのはVita TVです。なんでしょうね、凄く欲しい! とまで思わないのに、ひたすら気になってしょうがない、そんな感じなのです。Vitaも家に2台ある事だし、あえて冒険する必要性はないわけですが……。
そんなVita TVの、「あえて存在を消したかった」と良い具合に応えているインタビュー記事が掲載されています。
――PS Vita TVは、小さくて白い。その理由は?
SCE:“ハコ”としての存在感を主張させたくなかったからだ。小さく、白くすることで、テレビの周辺にさりげなく設置できるようにすることを目指した。現在、テレビの周囲には実にさまざまな電子機器が置かれている。そのような状況下で、PS Vita TVを置いてもらうには、なるべく本体を小さく、目立たなくする方がよい。家の中、どこにでもプレイステーションとの接点を設けるためにも、PS Vita TVは小さくする必要があった。
[引用元:Tech-On!さん]
質問者に対して、ひたすらに小さく、目立たなくする事への飽くなき探求を感じられる返答です。起動もコントローラのPSボタンを押すだけで出来るようなので、そういったお手軽さも存在感を出したくないというところでしょうか。これで、DL版のタイトルのみを問題なく収録できるようになれば確かに存在感は一気になくなるのは間違いないですが、容量的にそうもいきません。
ちなみに、パッケージ版はどういう扱いになっているかというと
パッケージタイトルなどは、PS Vita のゲームカードを PS Vita TV 本体に挿入していただくことでお楽しみいただけます。
[引用元:PS Vita TV公式ページのQ&Aより]
ということになっています。
Vitaのメモリカードは値下げがあったものの大容量なものは依然として高めの設定になっていて、先日も64GBも新しく発売されましたが多くのタイトルや映画、音楽などのコンテンツを使おうとしたらあっという間になくなる量です。となると、まだまだパッケージ版を買う人の方が多いでしょう。Vita TVにゲームカードを挿す作業に終わりが来るのはいつになるのか、ちょっとだけ待ち遠しいです。
Vita TVは、携帯機をTVでお手軽にできるようにした入門的な機器となっています。
PS Vita TVのような、「エントリー(入門)的なプラットフォーム」はこれまでSCEになかったため、開発にゴーサインが出た。
[引用元:Tech-On!さん]
こういった代物だからこそ私のようなちょっと変わったモノ好きが興味を示すのでしょうし、Vitaを普及させていこうという体制が整うのも喜ばしい事です。そのためのタイトル群をさらに充実させるのが最大の課題ではあるとも言えますが……。
いずれにせよ、Vita TVがどういった結果を出すのかは楽しみにしたいものです。願わくば、ゲームをする人にとって物珍しいだけでなく使い勝手が良いような代物になって欲しいものですね。
ちなみに、Tech-On!さんの記事でVita TVとは関係なく気になったのは、新型Vitaの液晶について
液晶パネルを採用したのは、筐体を薄くしやすいからである。軽量化にも向く。有機ELパネルの場合、強度を高めて割れにくくするための補強部材が必要になって、重くなる。液晶パネルではこの補強部材が不要になり、その分軽くできる。そもそも、液晶パネルは安定的に生産されており、入手しやすい。
[引用元:Tech-On!さん]
と述べたあたり。有機ELに踏み切るにはまだ早かった、ということでしょうかね? いずれにせよ、持っていない方は初期型も新型も見比べてつつ、Vita TVを選択肢の一つとして用意してみるのも良いかと思う次第です。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Vita TVが今もっぱら気になっているわけですが、何となくVita TVについてのアレコレが書かれた記事があったので思うところを書いてみました。
:エントリーモデルって認識は正しいのか。
:まぁ、実際Vitaを外に持ち歩かないで家だけでプレイする人も多そうだし。そういうのを踏まえれば、これはこういう機器なのだと面白がって使うのがベストではなかろうかと。……わたくし、Vita TVにやたらめったら期待してるんだけど、なんででしょ?
:……しらんがな……。
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