連載:気まぐれゲーム雑記 第336回:日本のインディーズゲームはIndieStreamで更なる広がりを見せて欲しい
気まぐれゲーム雑記
第336回:日本のインディーズゲームはIndieStreamで大きな広がりを見せて欲しい
こういう盛りあがり方は支援したいものです。
インディーズは間違いなく波……だと思いたい
なんだか最近やることが山積していて、忙しい日々を過ごしているAZです。急いで片付けながらも、どうにか踏ん張ってブログやら何やらを軌道に乗せたいところです。
さて、TGSも終わり先日は祝日と言う事もあってたいした話題もなかったように思えたところですが、インディーズな方々にとってはTGSの後にINDIE STREAMというイベントが開催されていました。
そこで、このインディーズシーンの盛り上がりを是非とも大きくしていこうということで、TGS最終日の9月22日(日)、TGSが終わりました夜に、インディーズクリエイターのNIGOROさん、nyamyamさんが発起人となり、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアと、PCのインディーズゲームポータルサイト「PLAYISM」を運営するアクティブゲーミングメディアがお手伝いとして全面サポートする形でパーティーを実施する運びとなりました。
[引用元:IGDAさん]
このパーティは一般向けではなく、メディアやインディーズ開発者向けのイベントです。……行けるなら行ってみたかった……。
ともあれ、外野である我らユーザーとしては、参加なさっている方々の断片的な情報から読み取るほかないわけですが、何がどうなったのかというと
SCEでのインディーズゲーム開発者向けパーティー中。インディーズパプリッシャーとデベロッパーが中心にIndie Stream というサービス立ち上げ発表!!!開発者、メディアなどのネットワーク形成。国内海外展開支援。全力で支持!!! pic.twitter.com/ZLOgtW1ynL
— Kiyoshi Shin 新清士 (@kiyoshi_shin) September 22, 2013
IndieStreamは日本から全世界への相互サポートネットワーク。日本から開始し、全世界に広げて行く。「独立した、自由なコミュニティ」「創造の自由ができるように」の設立。 pic.twitter.com/jm5Mm9RPvX
— Kiyoshi Shin 新清士 (@kiyoshi_shin) September 22, 2013
ということで、日々インディーズの普及に尽力しているPLAYISMさんとPS4やVitaでインディーズに力を入れたいSCEJAが手を組んで、インディーズを大いに盛り上げていくよ! という流れになったようです。うん、この流れは良いですね。
この流れの何がいいって、インディーズで世界に打って出る事が可能になるという事です。
SCEJAは、PS4のインディーズ向けに専門部署を立ち上げた。パブリッシャーリレーションズデパートメント デベロッパーリレーションセクション設立。本格的にインディをサポート。今後、SCEA、SCEEと連携して世界販売できるようにする pic.twitter.com/CD962hVcPu
— Kiyoshi Shin 新清士 (@kiyoshi_shin) September 22, 2013
インディーズ自体は凄く小さいタイトルの集合体みたいな存在ですが、インディーズと一括りにして大きな存在にしてしまおうと言う試みがなされています。それだけ、SCEJAもインディーズに本気で取り組む気でいると言う事でしょう。また、個人開発者向けにもしっかりと言及なされていて、
個人はPS4で出すことは難しかったがPlayismが途中で入ることで、SCEとの間を調整することを引き受けるとのこと。そのため、個人で出したい人はコンタクトをとって欲しいとのこと。マージンはあるが全力支援するとのこと。 pic.twitter.com/ZRKCxDCevZ
— Kiyoshi Shin 新清士 (@kiyoshi_shin) September 22, 2013
PLAYISMが一つの登竜門的なポイントになっていきそうな予感はさせてくれます。
インディーズは、マインクラフトやテラリア、HotLine Miamiなどに代表されるPCゲームが主流の場でした。そういった事もあってかメディアでは取り上げられず、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画配信サービスで存在が知られ広がりを見せるといったケースが多い印象です。IndieStreamで、そういった流れを払拭できるかどうかが焦点になるでしょう。また、そういったインディーズでの動画配信を開発側はどう思っているのか、大手メーカーと解釈が異なるでしょうし非常に気になるところです。
インディーズの場合、儲けをほとんど考えていないため面白そうなゲーム内容を追求するタイトルが多いような印象を受けます。そういう面を見て、魅了されるという人も多いでしょう。しかし、日本でのインディーズの知名度や認知度はまだまだ低いです。だからこそ、個人メディアさえをも巻き込んで盛り上げていくような形に出来れば、より一層良い盛りあがり方をするのは間違いないです。……一歩間違えればアレですけど。
ともあれ、知名度の低いインディーズをどうやって盛り上げていこうか、というのは今後のゲーム業界にとって間違いなく良い事の一つです。日本でもしっかりと認知されていくようになると良いですね! 当ブログではIndieStreamの今後をしっかりと応援しつつ、生暖かく見守りたい所存です。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:TGSの後にIndieStreamっていうイベントがあって、PLAYISMさんとSCEJAが手を組んでインディーズを配信していく事になったよーってな話題です。
:なんか、急に話の規模が大きくなったな。
:これは良い流れじゃないかな。正直、心のどこかにインディーズはインディーズのままで、隠れ家的な存在でいて欲しいって気持ちがないわけでもないんだけど。でも、ブログやら何やらと一緒で、作品を出したからには多くの人にプレイしてもらいたいって開発の方も思うだろうし、そういう人達を俄然応援したいと思いました。……ロマサガ3の「時代の風」が如く、風が来れば良いなぁ……。
:……言わんとしたい事はわかるが、あのかけひき技はやりすぎだった気が……。
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