連載:気まぐれゲーム雑記 第318回:日経新聞曰く、グリーは「三年天下」で今いろいろと大変らしい
気まぐれゲーム雑記
第318回:日経新聞曰く、グリーは「三年天下」で今いろいろと大変らしい
天下泰平、全て世は事もなし。
グリーが大変だそうです
ブログの方向性やら何やらに悩みを抱える、何のしがらみも持たない底辺ゲームブロガーことAZです。
色んなブログがありそれぞれ皆々様個性がある中、自分の個性や如何に? と問われると、よそはよそ、うちはうちだ! と思うわけでして。……ボッチが故に迷う時だってあるのです。
さて、今日の話題はグリーです。既存のゲームとは違った部分で何かと嫌われがちなグリーですが、日経新聞がフルスイングな勢いでグリーの現状を伝えています。
一時は任天堂をおびやかすほどの栄華を誇りながら、その天下はわずか3年で終わった。グリーにとって生き残りをかけたサバイバルゲームが始まっている。
[引用元:日経新聞さん(会員じゃないと全文見られない可能性があります)]
中々素晴らしい煽りではありますが、書くからにはそれなりの根拠もあるようです。
きっかけは、セガなどゲームソフト15社がスマホ向けゲームのユーザー開拓で連携するニュース。「旗振り役のセガが、ゲームのユーザーを他社と一緒に囲い込めるシステムを開発。急成長するスマホゲーム市場を手を携えて攻略する」という内容だったが、かいつまんで言えば、「グリー外し」を意味した。
[引用元:日経新聞さん(会員じゃないと全文見られない可能性があります)]
これは、当ブログでもすでに「スマホ市場でセガを中心にゲーム連合を結成した事にみるF2Pとかそんな感じ」でご紹介した内容です。改めて簡単に説明しますと、スマホ関連事業でセガを中心に、カプコン、タイトーなど30社が共通となる窓口サイトを秋頃までに作って、グリーやDeNAの中間マージンを軽減しようというシステムを構築中である、という話題です。
当然ながら、グリーだけではなくDeNAにも影響する話ではありますが、
グリーは今年4~6月期に上場来初の最終赤字に転落。田中は「従来型携帯電話向けの落ち込みを、スマホで補いきれなかった」と説明したが、苦しい構図はライバルのDeNAも同じはずだ。ところが、グリーの方がより厳しい業績が続いている。業界内でも「あまりもバブリー」と言われた闇雲な拡大路線が、逆風下の重荷となってグリーにのしかかっているためだ。
[引用元:日経新聞さん(会員じゃないと全文見られない可能性があります)]
といった具合に、DeNAはグリーよりも危ない状態ではない、という事のようです。球団効果が出ているのでしょうか? ……流石にそういった方面はよくわかりませんが。
日経新聞によれば、今後のグリーはアプリ型のゲームにシフトしていくといった旨が書かれていますが、アプリ型だけではなく艦これのヒットでPCブラウザゲームにもまだまだ可能性があるというアレな状況が出てきてしまい、はてさてアプリ型やらブラウザゲームやらどこに着地点を見出すのかはちょっとした見物かもしれません。
とはいったところで、従来のゲームユーザーからすれば正直どちらでも良く、健全で楽しめそうなゲームさえ出してくれればOKというのも言えます。要するに、楽しめない課金システムをプレイしたいわけじゃないということです。それ以上もそれ以下もないでしょう。
ソーシャルの台頭からは考えられないような記事が出て来たものですが、だからといって従来のゲームメーカーが変化するわけでもなく、大手メーカーは今後もスマホだったりブラウザだったりにゲームを提供し続けるでしょう。そうしないと企業としてやっていけないから、というのが一番の理由なのかもしれません。より多くのユーザーに受け入れられるような下地を作っていく事が重要のようにも思えますが……。信頼できそうなメーカーとは、皆様にとってどこになるのでしょうね?
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:日経新聞がグリーの現状を辛辣に書かれておられるということで、時代が変わってきたなぁと思った次第です。
:3年前は、どこもかしこもべた褒めしかしなかったからな。
:ま、今までどれだけユーザーに受け入れられる環境を作ってきたかってな話で、正直グリー以外の普通のゲームメーカーにも言える話にはなるよネーって思うわけ。……ほら、そういう環境作りが上手くいかなかったメーカーさんって、思い当たる節あるでしょ?
:まぁ、どのメーカーさんも今は必死ってことでいいんじゃねーか? ……上手くやらないと、焼き畑の如く業火で焼き尽くされてなにも残らなくなるだろうけどな……。
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