連載:気まぐれゲーム雑記 第294回:中国の「モンスターハンターオンライン」は日本でのサービス展開はない、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第294回:中国の「モンスターハンターオンライン」は日本でのサービス展開はない、と言う話題
誰に向けたサービスなのか。
中国のモンハン
中国版モンスターハンターこと「モンスターハンターオンライン」ですが、改めて日本で展開されることはないと答えているインタビュー記事が公開されています。
カプコンの描くオンラインゲームの未来像【小野義徳氏&杉浦一徳氏インタビュー・完全版】(ファミ通)
「いつ日本でもプレイできるのだろう」と期待している方がもしいらっしゃるとすれば、その期待を裏切ることになりますが、「ない」です。
[引用元:ファミ通.comさん]
これはカプコンさんの小野義徳氏が答えたもので、主な原因としてはモンスターハンターオンラインは中国向けにローカライズされたものなので、日本では日本に合うようなサービス展開に切り替える必要があるし、日本人が好きな「モンスターハンター」に変えないといけないとも発言しています。
高画質で綺麗なモンハン
そもそも、中国版モンハンこと「モンスターハンターオンライン」が話題になったのは、3ヶ月前ほどだったでしょうか。クライシスシリーズのゲームエンジンとしても知られているCryEngine3で作られたモンハンが登場した事に始まります。
CryEngine3の綺麗さは流石でしょうか。
このグラフィックの綺麗さを見た人達が、先の小野義徳氏の答えた日本展開があるかどうか、という答えに繋がっていきます。要するに、何をいったところで CryEngine3で作られたモンスターハンターをプレイする事は、中国版モンハンをプレイする以外に今のところ方法がない、ということになりました。
また、杉浦一徳氏によれば中国市場に向けて最適化を図っているので、日本のプレイヤーからすれば「アレ?」と思うかも知れないとの事です。
ただ、中国に最適化したものとして開発が進んでいますので、日本のハンターの皆さんからすると「アレ?」と感じる部分があるかもしれません。もっと情報が公開されてくれば、いま言ったことも理解してもらえるのではないかと思います。
[引用元:ファミ通.comさん]
カプコンさんは、日本の展開としてネットワークゲームカンファレンスを開き新作群を発表したわけですが、据え置き機好きな方々からすれば実に「アレ?」と言わざるを得ない結果ではありました。ブラウザゲーム好きなら期待するところがあるようにも思えますが。
少なくとも中国市場向けのCryEngine3で製作された「モンスターハンターオンライン」をウリにした方が、ある種目玉にはなった……可能性はあります。 まぁ、そうなるとすでに日本市場向けに展開されているMHFはどうなるんだという問題がわき起こり、MHF2にするだの何だのの議論はあっても良かった気がしないこともありません。
いずれにせよ、オンラインゲームはサービスこそ命です。ユーザーに楽しんでもらうのは当たり前で、そこからどれだけユーザーに納得してもらいながら課金してもらうかが鍵になります。カプコンさんが思い描くネットワークゲーム事業が一体全体どのようなものなのか、ネットワークゲームカンファレンスで出てきたゲーム群の結果で見せてもらいたいですね。
……ただし、ブレスオブファイア6とイクシオンサーガはどうにかすべきなのは間違いありません。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:CryEngine3で話題になった中国のモンハンこと「モンスターハンターオンライン」は日本でのサービス展開ねーから! って話です。
:ないのか。あの綺麗なグラフィックでやりたいって人も多かっただろうになぁ。
:既存のサービスのままではなく、ハイクオリティな画質のモンハンをやりたいって層に提供する事を考えるのもまたサービスだとは思うけどね。でもまぁ、モンハンよりも先日のネットワークゲームカンファレンスの方がどういうユーザー層にアピールしたかったのか分かり辛い結果だったんじゃなかろうかと。……誰に向けてのサービスなのか、ってのはしっかり考えていかないと駄目でしょうなぁ。
:ま、日本でもMHF-GがWii UやPS3で出るから、そっちのハードでも流行るかどうかが見物だな。
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