一週間を振り返るコラム的な何か
第50回：ちょっとニンテンドーダイレクトがあったりビジネス的な動きがそこそこあった一週間、と言う話題

盛りあがったような気がしないこともないわけで……。

面倒は向こうからやってくる

自分では面倒を起こしているつもりはないのに、厄介ごとは大抵自分以外の部分で発生したりする。そんなことってありませんか？
今まさにそんな境遇に置かれてしまい、管理やら運営は大変だなぁと思い知らされる次第です。理解出来ない人を相手にする事ほど面倒極まりない事はありません。

そんな悩める管理人はほっときまして、今週は大きな話題というのはさほどない印象でした。強いて取り上げるなら、ちょっとニンテンドーダイレクトとビジネス的な動きのなにがしでしょうか。今日はそんな感じに振り返ってみようかと思います。

実写でちびロボ！　は新しい試みだけど、パソコンなしにはプレイできない？

ちょっとニンテンドーダイレクトが抜き打ち的に公開されました。
目玉タイトルとしては「電波人間のRPG3」で間違いないとは思いますが、そちらはメジャーすぎてもう誰しもが取り上げるところでしょう。ということで、実写でちびロボ！　の体験版をプレイしてみたので、どんなものかをちょっとだけ書いておこうかと思います。

本作は、カメラで撮影するお題のようなフィルムをゲットして、そのお題の枠に従って撮影し、展示するというリアルを絡めた作品になっています。ですが、このお題が案外面倒です。

お題が丸いものならさほど問題ありませんが、コンセントや牛乳パック的なものとなると環境によっては厳しい気がしてきます。コンセントは、周りの背景と溶け込んでしまい上手く撮影できませんでしたし、牛乳パックはそもそも家に丁度良い大きさがありませんでした。

また、お題のものが上手く撮影できているかをパーセントで表しますが、100％を取るのも案外難しい。上手く家にあるものなら構いませんが、そうじゃないと外へ行ったり何だったりが必要になる可能性もあるだけに、よりアクティブに動く人向けのタイトルと言えるでしょう。家で黙々と引きこもってブログを更新しつつ仕事をこなしている身としては、地味なハードルの高さを覚えました。……まぁ、グーグルさんでそのお題を検索して画像を撮影する、という荒技を使う事はできますが。

とはいえ、その対象物を考えたり探したりする様は結構面白いです。この方向性はお子さんと一緒に楽しめそうな予感はさせてくれました。……いやま、わたくし一人身ですけどね。

インデックスとか、テラリアとか、グリーとか

今週は、何気にビジネス的な動きがちらほらと見受けられました。
で、気になる企業のだけを振り返っておくと、インデックス、テラリア、グリーの3社でしょうか。

インデックスは11月5日までに再生計画案の提出をすることになっているので、それまでにスポンサーを選定してどうこうやりとりをしなければなりません。ここがうまくいくかどうかは非常に未知数です。希望的観測でよければ成功して欲しい、の一言ですが、現実はそう甘くもないという事もあり得ます。公式では事業継続を発表しましたが、それに伴う根拠となるものがすでにあるのかどうかが焦点になりそうです。……まぁ、11月5日までには何かしら出てくると思ってノンビリ待つしかないでしょう。

また、テラリアがジワッと売れて10万本売れたそうです。好きなタイトルとなるだけに何とも嬉しいわけですが、やはりPC版とのプライス差を考えると心中は複雑にもなります。元々インディーズタイトルですので、そこから「これほどのクオリティなタイトルがこんなにも安い！」というアピールが出来ないのは、販売を担当したスパイクチュンソフトにも色々都合はあると言えますが実に残念です。

最後に、グリーが営業利益7割減ということで、事業立て直しが急務であるとは言われていましたが、ソーシャルバブルも終わったような体裁を見せてくれました。ソーシャルゲーム市場は、もはや一定層を取り込んでいるのは確かですので、それらの人達に今後どれだけゲームの面白さをアピールできるかが勝負になります。いやしかし、ソーシャルの波も一息つきそうで何よりです。早いところ、ソーシャルゲームでも従来のゲーマー達から賞賛されるような良い代物がたくさん出てきてくれるのを願いたいものですね。……どうなるかはわかりませんけど。