気まぐれゲーム雑記
第223回：EAがオンラインパスを廃止するらしい、と言う話題

さて、どういった手を打ってくるのです？

プレイヤーが反応を示さない

オンラインパスと言えば、EAやActivision、Ubisoftなど海外メーカーが主に用いています。
オンライン要素のあるゲームでパスを入力することでオンラインプレイが可能となり、なぜ使われるのかと言えば主に中古対策という事になっています。ソウルサクリファイスでも使用されていたアレですね。

そんなオンラインパスですが、EAが今後のタイトルにはオンラインパスを搭載しないことを明らかにしました。詳しくはこちら。

• EAはオンラインパスを廃止にしようとしている
• 今後も含め、EAの新規タイトルにオンラインパスが含まれることはない
• 廃止の理由は、オンラインパスの仕様には多くのプレイヤーが反応を示さなかったため

こんな感じでしょうか。
というわけで本日はそんなオンラインパスの話題についてあれこれ書いて見ようかと思う次第です。

中古は色々と難しい

オンラインパスは中古対策としてあるわけですが、今のところ余り功を奏していないのが現実です。それどころか、ユーザーから反感を買うケースも少なくありません。

中古市場というのは、街のゲーム屋さんにとっては重要な市場です。また、極力低価格でゲームを入手したいという人にとっても重要な場となっています。ですが、かつてゲームメーカーは中古を取り締まろうとする動きを見せました。中古での売買はメーカーの利益に直結しないからです。しかし、裁判やら何やらで今でも中古市場は問題なく存在するようになりました。

では、EAが今回オンラインパスを廃止するという決定をしたのは何故かを考えると、今あるオンラインパスの有用性と今後はDLタイトルが主流になっていく事を比較してでの判断ではないかと思っています。DL専用タイトルが主流となってしまえば、中古対策を考える必要性もなくなってきますので......。

EAのような大手がこういった施策をするとなると、海外でも他社が追従するかどうかが注目されます。また、日本でもどういった対応がなされるのかもポイントになるでしょう。ユーザーにとって、より良い結果が出てくれるのを願いたいものですね。