連載:気まぐれゲーム雑記 第212回:CESAの2013年度調査だと232万人ゲームをする人が減っているらしい、と言う話題

気まぐれゲーム雑記
第212回:CESAの2013年度調査だと232万人ゲームをする人が減っているらしい、と言う話題

ビジネスとそうじゃないモノの線引きは難しいのです。

結構リアルな数字

CESAが一般の人を対象にしたゲームに関するアレコレの調査結果をまとめた「一般生活者調査報告書」が発売されました。詳しくはこちら
ざっとまとめると2つのポイントに集約されます。

  • 違法コピーや改造プログラムなど非正規ソフトウェアの利用経験をした事がある人が全体の10.3%いた
  • 2012年度調査では3,142万人(全体の29.3%)もいた家庭用ゲーム参加者が、2013年度調査では2,910万人(全体の25.9%)と232万人も減少

どちらも非常に大切な話で、当ブログとしては両方とも話題に取り上げたいとは思うくらいの話題です。ですが、海賊版や違法コピーが宜しくないという事は常日頃書き続けていて、2,3日前にもそのような話題を書いた気がしないこともありません。ですので、今日のところは232万人減少しているのはどうなんだろうか? という話題をしてみようかと思う次第です。……違法コピーやら何やらが駄目なのはもはやわかりきっている話ですしね。

今後はどうなる?

残念ながら、手元に「一般生活者調査報告書」がないので具体的な数字はわからないわけですが、一体全体どういった年齢層が減っているのかが最大の注目点でしょう。
リアルな日本と同じように、ゲームユーザーの人口比率が高齢化社会へと進んでいるのかどうかです。結構重要なポイントになります。

任天堂が“ゲーム人口の拡大”を謳っているのは、そこらへんを危惧しての事なのは明白です。なにせゲームを売って生きている企業にとっては、人口が減少してしまうのは致命的な問題になりますので。とはいっても、今後のゲーム人口は規模を縮小することになるかもしれませんが、決してなくなることもないでしょう。ココまで来てしまえば、誰かしらが何かを作り出すという流れは出来ていると言えます。……ただまぁ、それがこのまま家庭用ゲーム機になるのか、PCなのか、タブレットなのか、スマホなのかはわかりませんが。

1年で232万人減ったというのは結構衝撃的な数字でもありますが、下限はどこになるのかが重要になります。また、今後どうやって増やしていくのかもポイントになるでしょう。この減った数字は「家庭用ゲーム機」の話題であって、PCやタブレット、スマホは含まれていません。そちらの数字を含めたらどうなるのか、というのも今後は注目されて然るべきかとは思います。

人口を増やすといっても、むやみにゲーム人口を増やしたところで続かなければあまり意味もありません。増やして、維持し続けることが課題となりそうです。
ゲームブログを運営している身としては、今後色々な人にオススメできそうなタイトルがどれだけ増える事になるのかを、影ながら生暖かく応援していきたいですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:何やらゲーム人口がガッツリ減ったってな統計が出たそうで、来年はどうなっているのか注目しときたいなぁと。

しゃきーんさん:ゲーム人口か。どうやったら増えるのかがわかってりゃ、どの企業も苦労しないんだろうなぁ。

しょぼーんさん:その通りですな。でも、面白いと思えるゲームがあればそれだけ増えやすくなるわけだし、今後はどうやってそこのユーザー層を開拓するのかがポイントなのでしょう。まぁ、要するに面白いゲームをたくさん作ってばんばん売って下さいってことで。

しゃきーんさん:「言うは易く行うは難し」ってヤツだなぁ……。

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しょぼーんさん

しゃきーんさん

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