連載:気まぐれゲーム雑記 第210回:アクションゲームは時間かクオリティか、と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第210回:アクションゲームは時間かクオリティか、と言う話題
ま、好みの問題なわけですよ。
アクションゲームに何を求めるか
Wii Uのソフト不足が叫ばれている中、注目されているタイトルの一つに「The Wonderful 101」があります。
プラチナゲームズの神谷氏が手がけるタイトルで、ビューティフルジョーを彷彿させるようなキャラクターデザインで話題を集めているわけですが、ディレクターである神谷氏のツイッターでの発言が話題を呼んでいるという記事が掲載されました。詳しくはこちら。
以下、抜粋したものを簡単にまとめます。
- 神谷氏曰く「もし買った翌日に終わるゲームが嫌なら『The Wonderful 101』は買わないほうがいい」
- ファンからの「『デビルメイクライ』のように何度も遊ぶタイプのゲームなのか?」という質問に対して、そのように遊んでもらいたいと回答
- プロデューサーの稲葉敦志氏曰く「彼が述べたことは、彼のアクションゲーム制作における基本的な姿勢である」と注釈
- 彼は膨大なコンテンツを自身が満足できるまでゲームに詰め込むタイプのディレクターであり、もしそれを実現したとするならば、非常に長く、誰もクリアできないようなアクションゲームになるだろう
だいたいこんな感じでしょうか。
というわけで、本日はアクションゲームは質か量か悩ましいね? という話題をしてみようかと思う次第です。
解釈はひとそれぞれである
この話は、非常に賛否両論出るタイプの話題です。ストーリーは短めだとしても、アクションに一定以上の難易度が求められ、なおかつそれがすこぶるやり応えがあるとなると判断が非常に難しくなります。いやまぁ、好みの問題なんですけどね。
ひと昔前ならば、初代バイオハザードがその類のゲームになるでしょうか。芸能界でもバイオハザード好きとして有名な“加山雄三”氏が、1時間43分でクリアした事などが話題となりました。どれだけ速くクリアできるアクションなのかを競う部分があったのも事実ですし、今でもタイムアタック的な要素をもったゲームは多いです。
ですが、今はアクションゲームでも質とボリュームを同一視する傾向があります。そのボリュームの有無は個人差が非常に大きく、何時間以上なら大丈夫と言えるラインを引くのは難しいでしょう。クリアまでに何時間かかるものかと言うのはボリュームを見るのに一番理解しやすく、そこをみて多くの人は大体を判断してしまう以上は、繰り返し遊びたくなるというものは数字として出るわけではないので、不確定要素として理解し辛いモノになるのは仕方がないのかもしれません。
Wii Uのソフト不足が嘆かれる中、このようなタイプのゲームがどれだけのユーザーに好まれるのでしょうか? 個人的に神谷氏のタイトルは好きな部類ではありますが、アクションがさほど得意というわけでもないので、本作の行方というのは非常に気になっていたりします。Wii Uユーザーの人達が、本作をどのように評するのかを生暖かく見守りたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「The Wonderful 101」はクリア時間まで長くなさそうだけど、繰り返し遊べるアクションになるよーっていう話題です。
:こういうのがタイプかどうか、人それぞれだっつー話だよな。
:まぁ極論を言ってしまえばそのとおり。人それぞれだから、選ぶ人もいればそうじゃない人もいるけど、どれだけの人に支持されるのかが最重要ではあるから、そこがどうなるのかは見守りたいところです。……Wii Uはとりあえず、ソフトが出ないと始まらないしねぇ。
:7月までまてって事だけど、7月まではなんだかんだと長いよなぁ……。
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