気まぐれゲーム雑記
第200回：インデックスが債務超過ですこぶる燃え上がっている気がしてならない、と言う話題

もはや真っ赤では済まされないのです!?

200回も頑張って書き続けました

いきなり主題からちょっと脇に逸れまして。当連載記事が200回に到達しました。なんでしょう。このような唯我独尊の文章を200日以上続けて来たのかと思うと、自分の気力もまだまだ健在なのだと胸を張りたくなる一方で、個人ブログではありますがより多くの人に受け入れられつつ、健全に運営していくにはどうすれば良いかを考えながら綴っています。継続は力なりと言いますし、何かしらの力になっているのを願いたいものです。……300回目の時も自分で自分を褒めようと思います。

で、今日の主題はインデックスが真っ赤に燃え上がっているというお話です。何が燃え上がっているかといえば、業績が燃え上がっているのです。決してブログの炎上とかそういった類ではありませんし、すこぶる快調にアツイ展開という事でもありません。赤字でも一番よろしくない形、債務超過に陥ったという事です。
というわけで、今日はそんなアトラスを取り巻くインデックスの現状を綴ってみようかと思う次第です。……200回目だというに、縁起がよろしくない話題でいいのかなぁ……。

インデックスは経営下手

インデックスといえば、アトラスを取り込んだ会社です。アトラスはすでに会社としては存在しておらず、インデックスのブランドとして名を残しているに過ぎません。つまり、インデックスが危ないと言う事はアトラスが危ないと言う事に繋がります。

インデックスは平成25年8月期 第2四半期決算短信を発表し、14億3500万円の債務超過であることが明かされました。PDFはこちら。これはちょっと不味い、ではなくて非常によろしくない展開です。

さて、この記事を読まれている方が会社勤めをなさっている方でしたら債務超過の意味がわかるかもしれませんが、意味がわからない学生さんなども多くいらっしゃるでしょうし、そこを説明しておきます。
債務超過とは、会社の資産をすべて売却しても負債を返すことが出来ない状態の事を言います。ちなみに、負債とはわかりやすく言えば借金です。つまり、会社のすべてを投げ売ったとしても借金が返せない状態にインデックスは陥ったと言う事になります。

債務超過になると何が問題かというと、上場廃止になる可能性が出てきます。大阪証券取引所の規定だと確か1年以内に解消しないと駄目だった気がしますので、1年以内に解消できるかどうかが鍵となります。
ですが、2013年8月期 最終損益は16億7700万円の赤字を予想していますので、14億3500万円で債務超過なのですから、下方修正してもデンジャラスな状況は抜け出せていないのが現状です。

ここ数日インデックスの株価を眺めていましたが、当初インデックスはアトラスブランドの「ペルソナ4」関連ゲームやアニメ、その他のゲームの好調が伝えられていたので、平成25年8月期 第2四半期決算短信発表前は2950円まで株価を上げます。そこからストップ安を2日間経て、最終的に4月18日の段階で1788円まで一気に下落しました。中々のジェットコースターっぷりです。
実際アトラスブランドのゲームやアニメタイトルは好調で、その他のゲームやソーシャル部門も問題はなかったわけですが、発表された業績を見ると「その他」ですこぶる謎の赤字が出ています。どうすればこうできるのか、よくわかりません。

今後は先にも書いたとおり、1年以内に債務超過が改善できるかどうかが勝負になります。果たして今後アトラスブランドがどうなっていくのか……。アトラスタイトルのファンとしては生暖かく見守る他ないわけですが、企業としてどう動いていくのかにも注視しておきたいですね。