一週間を振り返るコラム的な何か
第33回：Wii Uのエラーやシムシティのサーバーダウンがあった、と言う話題

なんか、ネガティブな要素が多かった気がしないこともないわけで……。

花粉症を迎撃するにはどうすればいいのやら……

花粉症を発症しました。わたくしの場合、毎年花粉症になるかならないかの境界線は花粉の量が凄く多いか否かにありまして、今年は花粉が多いと言う事でストレスがマッハレベルな早さでなってしまいました。マスクにゴーグル、部屋は常に閉め切って、春が終わるまで耐え抜きたいと思います。……春、早く終わらないかなぁ……。

そんな死に体なわたくしめはさておきまして、ゲーム業界と言えば、Wii Uの本体がエラーを起こしたり、シムシティがサーバーダウンしたりとネガティブな話題が目に付きました。ということで、今週はそんなネガティブな話題を振り返っておこうと思う次第です。

今のところドラクエ10で勝負したいだろうに、ドラクエ10でエラー

Wii Uの本体更新が行われました。とはいっても、ちょっとしたシステム安定化をしただけでした。Wii Uユーザーが期待するようなモノは4月に登場する事も同時に告知されています。

それに伴い、Wii U版ドラクエ10のベータテストが開始されたわけですが、そのついでといわんばかりに一部のWii Uユーザーでeショップなどが使えなくなるというエラーコードが出るようになりました。
これらの原因は「Wii U本体で、Wiiポイント（「Wiiショッピングチャンネル」のWiiポイント）を使ってWii版『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』の利用券を購入した」というものです。実にややこしいです。

Wii UにはWiiとの互換があるために、それで起きたエラーです。また、現状Wii Uのウリの一つはドラクエ10である事に間違いはないわけですが、それがエラーを引き起こしてしまったというのは何とも皮肉な話です。
ですが、Wii U版ドラクエ10の正式サービスインする前にそのような不具合があるというのが分かったのは、不幸中の幸いでしょう。本当に良かったです。

現状、Wii Uで任天堂ファン以外の支持を集めるようなタイトルがないのは明々白々な状況で、Wii UユーザーないしWii Uをいつか買いたいと思っている人の多くはその状況を打破してくれることを切に願っているわけで、管理人もその一人です。とはいえど、現実はそんなに簡単なものでも甘いものでもなく、今の段階では6月のE3程度までは様子をみていかなければならないようです。今後のWii U事情は、まだまだ目が離せそうにもありません。

シムシティのサーバーダウン問題

シムシティがEAから発売されました。新生とも呼べる今回のシムシティは、マルチプレイが大きなウリとなっています。で、その機能を使うために今作はインターネットへの常時接続がプレイ条件になっていて、セーブデータもロードもすべてオンライン上にあります。つまり、サーバーがダウンしたらプレイができません。

そんな中、見事なまでにアクセス過多となりサーバーがダウンしました。現時点では、80％の不具合は解消されているということなので週末で修正されるモノとみられるわけですが、日本はまだしも海外では3月5日に発売された経緯もあってか、批判が集中する結果となり、アマゾンやメタスコアではユーザー評価がぼろぼろな展開へと発展してしまいました。確かに、マルチプレイを評価する際に「そもそもオンラインに繋がらないのでゲームにならない」というものは低い評価になってしまうのも仕方がない事かもしれません。とはいえ、ゲーム内容についてのレビューというわけでもないので、少々複雑な気分にはなります。

一度こういった評価がついてしまうと、そこから盛り返すのは非常に厳しくなります。当然、常時オンライン接続が必須であったかどうかは、議論の余地があるでしょう。まぁ、Originでユーザーを囲い込んだり、海賊版、中古対策をしたいEAとしては、オフライン版を考慮するよりも、むしろ常時オンライン接続必須の方向で突き進むでしょうが……。ならば、サーバー強化は当然のことでもあるので、しっかりとしたサービスをユーザーに提供してほしいとは思ってしまうところです。
一応お詫びとしてPCゲームを一つ補填する対応は良いと思いますが、願わくばそういう補填よりも最初から問題なくゲームができるような環境作りをしっかりとしてもらいたいものですね。