連載:気まぐれゲーム雑記 第161回:ゲームの自由度をどうみるか? と言う話題
気まぐれゲーム雑記
第160回:ゲームの自由度をどうみるか? と言う話題
とどのつまり、賛否は両論なわけですが……。
アサシンクリード4が発表
先日、アサシンクリード4のワールドプレミアトレーラーが公開されました。
ストーリーはアサシンクリード3に関連していて、3の主人公“コナー”の祖父である“エドワード・ケンウェイ”が主人公で、海賊がテーマとなっています。海戦の強化もされるとあって、3をプレイした人にとってはかなり気になる話題でもありましょう。
そんなアサシンクリード4ですが、本作のディレクターを務めるAshraf Ismail氏が、アサシンクリード4について海外メディアにコメントを発信しました。詳しくはこちら。
まとめると次の様な感じ。
- アサシンクリード3は、プレイヤーを強制的に導く場面が多かった
- 今回は、プレイヤーの判断に委ねる
- 目的を達成する際に指示は一切出さないし、どのように到達するかはプレイヤー次第
- 海賊がテーマのゲームになるが、アサシンクリードである事がベースになっている
- 暗殺自体もアサシンクリード1より多い
アサシンクリード3で浴びた批判は、自由な暗殺ができないというものでした。このコメントによれば、アサシンクリード3は自由度がなかったため、4では自由度を増すようにするというゲームコンセプトを伝えた事になります。
というわけで、ゲームに対する自由度ってやはり大切……なのかなぁ? という話題をしてみようかと思う次第です。
自由度のいいとこわるいとこ
そもそもに、“自由度”という言葉は何ともややこしい言葉です。ですが、ココでは“自由である事が特徴”と捉えられるモノを主体にしていこうと思います。
自由度が高いゲームは、だいたいその世界の中で好きな事ができるようなゲームデザインとなっています。オープンワールドのRPGがそれに当てはまりやすく、スカイリムなどはそれに該当します。ですが、そういったタイプのゲームはバランスが非常に難しく、面倒と思うか否かが紙一重な部分も多い事は否めません。これはもう、人の好みの問題です。
また、シムシティのようなゲームも自由度が高いです。自分の思い描く好きな都市を造れるわけですから、高くて当然とも言えます。ですが、チュートリアルをやらないと都市運営することもままなりません。しかもシムシティ4は結構難しいルールだったので、初心者な方は非常に難儀なさったのではないでしょうか。やはり、自由度が高いとゲームバランスは難しいモノになってくるようにも思えます。
自由度を良しと見るか否かは、そのゲームの自由のさじ加減にあります。例えば、ドラクエはシリーズで色々と違いますが、基本的にはパーティ編成とシリーズによっては職業の部分に自由度があります。ですが、ストーリー部分については何かの行動がエンディングに影響するという事はありません。しかし、そういうところが好まれている作品でもあり、それが子供でもわかるように作られているという事なのでしょう。
一時期、自由度が高いゲームは何をしていいかわからない、なんて事が良く言われていました。ですが、海外のゲームが日本でも増えた事で自由度の高いゲームも、それなりに増えている気はします。
自由度が高い方がいいか低い方がいいかは個人の好みではありますが、どちらか一方に偏ることなく増えていってもらいたい限りですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:何やら自由度について面白そうな話題があったので、食いついてみました。
:自由度と一概にいっても幅は広いだろうが、結局は好みの問題だと思うぞ。
:自由度が高いっていうのは、ゲーム内にルールがないと言う事じゃなくて、決められたルールの中でどれだけ自由に出来るか、という事ではなかろうかと。スカイリムとかは自由度が高くて凄い作品だけど、一定の決められている事はあるしね。
:ま、自由度が高すぎると何をしていいかわからないって人がいるのも確かだしな。より多くの人に好まれそうな程よいバランスっていう作品は、どういったものになるんだろうか……。色んな人の意見を聞いてみたいものだわ。
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