気まぐれゲーム雑記
第158回：インディーズが頑張れる市場や環境、と言う話題

インディーズが市場をもっと賑わせる環境作りが必要ってことですかね

PSN Gamers' Choice Awardsが発表

海外の話題ではありますが、PSNで配信されているタイトルを対象にゲーマーが優秀作品を決める「2013 PSN Gamers' Choice Awards」受賞作品が発表されました。詳しくはこちら。
受賞作品は以下の通りです。

Best PSN Exclusive Game
Journey（風ノ旅ビト）

Best PSN Game
The Walking Dead -- Season Pass (Episodes 1-5)

Best Indie Game
Journey（風ノ旅ビト）

Best PS3 Full Game
Assassin’s Creed III

Best PS Vita Game
Gravity Rush（GRAVITY DAZE）

Best PSP Game
Unchained Blades（アンチェインブレイズ レクス）

Best PlayStation Classic
Grand Theft Auto: San Andreas

Best mini Game
Velocity

Best PlayStation Move Enabled Game
Tom Clancy’s Ghost Recon: Future Soldier

Best Competitive Multiplayer Game
Counter-Strike: Global Offensive

アンチェインブレイズ レクスが入っていることに、何とも言えない新鮮な驚きを隠せないところではありますが、去年色々と話題を提供してくれた風ノ旅ビトがココでも入ってくるわけです。

というわけで、そんな風の旅ビトも元はといえばインディーズが始まりだったわけで、次世代機にはインディーズの活躍も期待されている中、環境がどう変化していくのかなー？　という話題をしてみようかと思う次第です。

インディーズはもっと賑わって良い……はず？

インディーズという言葉は、日本では余り聞かれません。特に日本の場合、同人ゲームと混同されているケースが大半で、NPO法人である国際ゲーム開発者協会日本も、昨年「同人・インディーズゲーム展示会 「東京ロケテゲームショウ」」なるものを開催したりしています。あ、ちなみに同人・インディーズゲーム展示会 「東京ロケテゲームショウ」は、そのままの意味で同人やインディーズゲームのロケテを一般の人を対象に行っちゃおうという趣旨のモノです。

日本で知られているインディーズ・同人タイトルと言えば「東方Project」や「ひぐらしのなく頃に」が挙げられます。最近で言えば、「ゆめにっき」も小説化されることで話題を呼びました。あれもフリーゲームですし、ある種のインディーズ的なものと見て良いかと思います。こういった例に漏れず、同人やらインディーズやらで活動している人はそれ相応にいます。ですが、その人達は余り表舞台に立つことなく、日の目を浴びない部分でもあります。

風ノ旅ビトも、開発中だったにもかかわらず開発元のthatgamecompanyは倒産していました。詳しくはこちら。やはり、インディーズディベロッパーに3年も投資するというのは中々に難しい事ですし、何より金銭的なやりくりが難しいというのを痛感せざるを得ない話です。名作が出来たけど会社が潰れてしまった、と言うのは実に寂しい話でもあります。L.A.ノワールもそんな感じでしたし……。

インディーズや同人の人達は、基本的に開発にお金をかけることができません。ある種、アイディア勝負です。そういったところでは、開発に対して凄く貪欲な人達とも言えます。
開発費の高騰が伝えられる中、ダウンロード専用タイトルといったある程度コストを抑えた作品を今後主導していくのは、インディーズの人達かもしれません。願わくば、そういった市場やお金回りがわかりやすいものになっていって、色んな人達がゲーム開発に参加できるような環境になっていってもらいたいものですね。