気まぐれゲーム雑記
第114回「3DSは好調でWii Uは順調らしい、と言う話題」

今後はどうなるのかが気になるのです。

ポケモンダイレクトの結果

先日、ポケモンダイレクトでポケモンの最新作「ポケットモンスターX・Y」が発表されました。
注目すべきは、このタイトルの発売が全世界同時で10月だと言う事でしょう。日本国内においては、ファミ通.com曰く3DSの累計販売台数は1000万台を突破しているとの事なので、本体の販売台数は気にしなくて構いませんし、ソフトは確実な売上をたたき出せるキラータイトルです。また、夏にはモンハン4もありますし、何とも面白いタイミングでの発売スケジュールと言えます。

あと、やはり全世界同時発売で最大のメリットとなるのは、海外をターゲットに考えた場合ではないかな？　と思います。3DSの海外での売れ行きは余り良いモノではないようですし、ネタバレの側面でもそうです。それになにより、全世界で3DSを牽引できるほどの知名度があるビッグタイトルと言えばポケモン……という事にも思えます。また、北米だと10月はホリデーシーズン前となるので、タイミングとしても悪くはなさそうです。

そんな任天堂ですが、Wii Uは順調に売れているといった記事が公開されました。詳しくはこちら。
まとめると次のような感じになります。

• Wii UはWiiほどの勢いはないものの、年末商戦の売れ行きは順調だった
• クリスマス商戦終了時にWii Uはアメリカで品切れにならなかったが、順調に売れている
• Wii Uで2つのモデルを同時発売は初めてで、双方のバランスを取るのは難しかった
• 多くのユーザーがプレミアムセット希望したため、プレミアムセットは売り切れる中、ベーシックセットは在庫がだぶついた

記事通りならば、ベーシックセットはだぶついていると言う事なので、今後の対策はベーシックセットをどう価値あるモノにしていくかが焦点にもなるでしょう。
というわけで、3DSは好調な中Wii Uはどう頑張っていくのかな？　という事をちょこっと考えてみようかと思う次第です。

3DSが好調すぎてスゴイ

先ほども書きましたが、3DSが国内で累計販売台数1000万を超えたそうです。
どうぶつの森発売から販売数をドンドン上げていき、12月の2週目からは毎週20～40万を販売していたようです。単純計算、12月だけで100万台以上は売ったということになります。

どうぶつの森の勢いは、3DSの値下げ効果も相まっての事であると言えるとは思います。やはり、ある程度価格帯というのは大切な要素ですから、値下げ効果も馬鹿にならないというものです。とはいえ、値下げ前価格で買った人達にとっては何とも言いがたい処置だったので、一概に褒められたモノでもありませんが……。

そして、今回のポケモンダイレクトでの全世界同時発売は、世界中のポケモンファンに喜ばれた事でしょう。こちらに海外で放送されたニンテンドーダイレクトがありますが、YouTubeでの評価も上々となっています。これで、海外市場で3DSが牽引できないとなると、もはや手のうちようがないかもしれません。

かたやWii Uは？

一方Wii Uは、海外情報では一応全世界で200万台を販売しているというデータが出ています。詳しくはこちら（海外サイトです）。とはいえ、現時点で今後これ以上強く押せるようなタイトルがないというのは、手痛いところです。それに、新作ポケモンで何かを連動させるにしても、ポケモン自体発売が10月なので3月には間に合いません。少なくとも、任天堂の計画では3月までに販売台数を550万台にする予定になっているので、それ相応のタイトルを出してくるとは思うのですが……。

一応、直近に予定されているのはドラクエ10だったり、ピクミン3だったり、Game&Warioだったりします。それらがどこに組み込まれてくるのか、というのは一考の余地があるかもしれませんが、ハードを牽引出来るかどうかは何とも言えないところです。現時点だと、はっきりと目に見えてわかるキラータイトルが求められつつあるのかもしれません。……いやまぁ、まだ発売されて一ヶ月程度ですし、ミーバースの改善やブラウザの操作性、Wii U自体の動作に関する修正などやることはまだまだソフト以外でもやることは多いです。クリアすべき課題は山積しているといったところでしょうか。

Wii Uが今後はっきりとした売れ行きを見せるには、新規タイトルや発表済みタイトルの正確な発売日などの情報が必要になってくると思います。
3DSが好調なだけに、Wii Uが見せている順調な推移がより好調なれるようなスケジュールを、絶妙なタイミングで管理人を含めたWii Uユーザーや、購入を検討しているゲーマーに見せて欲しいですね！　期待して待ちましょう。