一週間を振り返るコラム的な何か
第25回「2013年の仕事始めは新ハード情報三昧にポケモンだった、と言う話題」

2013年のゲーム業界が動き出しました。

仕事始めでゆるりと動くよ

うぇるかむ2013年の仕事始め。
ということで、2013年のゲーム業界が動き出しました。2012年の時は、結構ゆるっとした感じに動き出したものですが、2013年は中々に面白い事になっています。

やはり、ピックアップすべきは新ハードNvidiaの新ハードやSteam Boxでしょう。特に、Steam Boxは今後の主流となり得るのかどうかが気になるところです。……当然、PCゲームの話ですけどね。
あと、国内で言えばポケモンとかシムシティとか、メタルギアライジングとか色々出ましたけど、国内外の任天堂ボーイ達を熱狂させたポケモンX・Yが目立った印象です。
というわけで、本日はいつ頃出るかはわからないけど存在が明らかとなったニューハード達と、ポケモンX・Yを振り返っておこうかと思う次第です。

新ハードな幕開け

CESにて、Steam BoxとNvidiaのProject Shieldが発表されました。
Steamは噂通り出てきた感じでしたが、Nvidiaは意外の一言です。

これでOuyaやGameStick、NvidiaのProject ShieldとAndroidベースの端末は3つとなるわけですが、Ouya、GameStickはAndroid OSベースだからこそ今後タブレットに比べてどのように差別化をするか、という部分を強化していかなければなりません。どれだけ独占的なモノを集められるかと言う根本的な部分でユーザーを納得させる事ができるかどうかが焦点でしょう。それに比べたら、NvidiaのProject ShieldはコントローラでPCとのストリーミングがあるので、そちら方面での需要を見込めば良いので気が楽かもしれません。

また、Steam Boxはすでに以前から噂になっていたものを公に公表した形でしたが、いよいよもってベールを脱ぎつつあります。日本では絶妙に微妙なPC市場ですが、Steamは海外だとデジタル販売でかなりの囲い込みに成功していて、日本でもそれなりに機能しています。……「それなりに」というところがネックな部分で、基本的に支払い方法がクレジットカードが必要である事（デジタル購入する場合）や、日本国内からはダウンロード版が買えない（通常：おま国）場合があったりします。
ここらへんは、ゲーム販売に関する流通の問題だと思いますが、どうにかして「日本語版を作る意味がある」という流れにしないと、いつまで経ってもPCゲームの日本語版はお値段が高いままでしょう。……まぁ、それが簡単にできていれば今頃「おま国」状態になんてならないわけですが。

ポケモンは強そう

ポケモンダイレクトが放送され、その人気のほどは何ともすさまじいモノを感じたりしました。

世界的に見ても人気なタイトルではありますが、海外だと3DSが不振なのはたびたび話題になってきました。あとは条件の問題で、3DSらしいソフトで、国内外共に有名で、ソフトと共にハードも牽引できそうなタイトルと言えばポケモンくらいでしょう。やはりポケモンは、国内外問わず人気タイトルである事が窺えます。

これで海外の不振をある程度払拭できなかったら、3DSは海外だと少々苦しい立ち位置になるかもしれません。任天堂はWii Uも普及させないといけないので、まさに勝負の年になるでしょう。……いやまぁ、Vitaも勝負の年ですし、次世代ハードが発表されるかどうかの瀬戸際なソニーやマイクロソフトも勝負の年だろうと思うので、何かにつけて勝負だらけの年になるとは思いますけど。

我らゲーマーはただ黙々と見守るほかありませんが、ソーシャルやFree to Playなどビジネス模様が変わる中、ゲーム業界が今一度大盛り上がりを見せるような年になってもらいたいですね！