PC・三国志12 対戦版はライトユーザー向けのカード型RTSだそうです……アレ?

3月30日に延期してしまったのは完成度を高めるためなんだ! と言い聞かせたい「三国志12」ですが、4Gamerさんに対戦版のβインプレッション記事が掲載されました。以下、抜粋。

対戦版の入手方法に関してだが,「三國志12」のゲーム本編を購入すれば,そのままプレイできるほか,対戦版のみをプレイできるクライアントも,別途無料でダウンロードできる予定だ。ビジネスモデルの詳細に関しては今のところ発表されていないが,ゲームシステムから考えるとに,新たな武将カードを入手するさいにお金がかかるのかもしれない

 今回のCBTでは,プレイヤーの総コストが24で固定。そして武将カードは,2~6のコストが中心になっていた。もちろん強力な武将になるほどコストも 高くなっているので,少数精鋭のカードでデッキを組むか,あるいは武将の数で勝負か,といった選択が迫られる。ちなみにコストとは関係なしに,デッキに登録できるカードは最多で6枚だ。

戦闘のコツはいろいろとあるが,もっとも基本的なのは,武将カードを元に生成される槍兵/騎兵/弓兵といった兵科の相性だ。兵科は三竦みの関係にあるほか,例えば槍兵は本陣に対して大ダメージが与えられるなど,それぞれ特色を持っている。

 また兵科以外にも,武将カードごとにさまざまな個性があり,これらの使い分け勝敗を大きく左右する。具体的には,武将が会得している「特技」や「戦法」があり,それとは別にゲーム中に1度だけ使える「秘策」といった大技もある。

本作でもう一つ特徴的なシステムといえるのは,戦闘時に武将を失いにくくなっていること。というのも,兵数がほとんどなくなった部隊は,まず「潰走」の状態となり,本陣へ一目散に逃げ帰ろうとする。そして無事に本陣へ戻ることができれば,改めて兵を補充し,30秒程度のクールタイム後に再出撃が可能となるのだ。

今回プレイしたCBTバージョンでは,毎回の対戦終了後に「武将くじ」を1枚引き,新たな武将カードを入手できた。例えば同じ武将でも,コモン(C),アンコモン(UC),レア(R),スーパーレア(SR)といったレアリティが違うカードが用意されており,それぞれ会得している特技や戦法,そしてコストが異なる。そうしてデッキに組み込むカードの種類が増え,戦術の幅が広がっていくというわけだ。

今回プレイしてとくに印象に残ったのは,三國志シリーズのファンなら誰でも遊べるようにもろもろが調整されていることだ。最初にRTSと聞いて尻込みしてしまう人もいるかもしれないが,その点は大丈夫だろう。

 その一方で,ストイックなRTSを求めてしまうと,肩透かしを受けてしまう可能性がある。現状のゲームバランスだと,いわゆるミクロ操作と比較すると, 強力なカードを揃えることと,兵科の相性が勝敗を左右しやすいようだ。もっともストイックさを追求しすぎてしまうと,今度はライトプレイヤーが付いていけなくなるわけで,調整が難しいところだ。

[情報元・4Gamer.netさん]

すっかり応募するのを忘れていた三国志12対戦版のベータテストですが、インプレッション記事を読んでみた限りでは某三国志大戦アレンジ版、のようにも見受けられます。三すくみ、デッキ、コスト、特技という名の計略or戦法、秘策という名の奥義。だいたいそんな感じでしょうか。

難易度自体は結構低めのようなので、初心者がRTSをするにはもってこいの作品かもしれませんが、気になるのはビジネスモデルとしてどこに課金をするのか、といったところですね。ここらへんは製品化されてみないことにはわからないかもしれません。無料なのはいいけど、仮にカードを購入時に課金、といったら一個タイトルを買うよりも払ってしまうハメになりそうな気がしないこともないです……。

当ブログは、対戦版がどうなっていくのかも注目しつつも、何はともあれ重要なのはとりあえず本編なのだとキモに命じ、三国志12を応援していきます。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:三国志12対戦版が某三国志大戦に似ているんじゃ無かろうか? と思えるインプレッション記事のご紹介です。

しゃきーんさん、焦る:なんともツッコミがたい内容だな……。

しょぼーんさん:某三国志大戦をプレイしたことがある人なら、読めば何となく似てるような気がするってのがわかると思います。……よくDS版を頑張ってプレイしたなぁ……。

しゃきーんさん:某三国志大戦の思い出はよしとして、面白そうなの?

しょぼーんさん:そりゃプレイしてみないとわからんけど、しっかり作ってきてはいるんじゃなかろうか? まぁ、基本無料っていうし、三国志12を買う人は最初から付いてるし、試しにやってみるのもいいかもね。

しゃきーんさん:ふむ。

しょぼーんさん:ただし、コーエーテクモさんはソーシャルにも力入れてるから、そういう無料ゲームでのビジネスモデルは上手いので、どういった課金になるかはわからないけど、無理はなさらないように。

しゃきーんさん、焦る:……色々とおっかなく思えて来るわけだが……。

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