マルチ:アサシンクリード3の海外レビューが公開されました
PS3/360から11月15日発売予定、Wii Uから12月8日発売予定の「Assassin's Creed 3」ですが、海外レビューが多く出回ってきたようですのでご紹介です。
G4tv 100/100
総評
優秀で大掛かりなシングルプレイヤーがやりがいのあるマルチプレイヤーと合わさり、素晴らしい時間を過ごせるだけでなく優れた価値を生んでいる。
長所
- 信じられない量のシングルプレイヤーコンテンツ。
- 流れるような戦闘は野蛮なアニメーションでいっぱい。
- 夢中になれるストーリーは興味深いと同時に教養がある。
- マルチプレイヤーは一般的なオンラインシューターに思慮深い選択肢を提供。
短所
- クラフティングシステムのメニューは少々不恰好。
- エピローグに行くのにクレジット全部を見させないでほしい。
- 時々ゲームはより複雑な設計を扱いきれなくなるが一般的なゲーマーにとって問題にはならないと信じる。
Game Informer 95/100
それ自身で真っ当な圧倒的体験。Assassin's Creed IIIは既に優秀なシリーズの上にのった王冠の宝石であり、ストーリーがここからどのように展開していく可能性があるかを夢想させてくれる。
IGN 85/100
総評
- 大掛かりであるものの一貫性に欠ける。
- Assassin's Creed IIIは大部分の試みは成功している印象的なアドベンチャーである。
長所
- ファンタスティックな舞台設定。
- 没入感のある世界。
- やることいっぱい。
短所
- 矛盾が多い。
- 融通の利かないミッション。
GameSpot 85/100
Assassin's Creed IIIはプレイヤーにやることをたくさん与えてくれる大作である。いくつかの部分は比較的良く作られており、そうでない部分もいくつかある。かといって、過去シリーズの栄誉に甘んじているというわけでもない。本作は新たな幕開けとしてストーリーやキャラクター面で大きな冒険を試みた。シリーズのゲームプレイを楽しくかつ合理的な形で拡張しているのだ。
Destructoid 75/100
統合性(または有効性のなさ)がAssassin's Creed IIIの主要な問題点である。ゲーム中のコンテンツを埋める二次的な要素は多量に含まれているものの、それらが報酬という面でプレイヤーに与えるものは僅かで、アサシン/テンプラーの戦いについてもほとんど貢献していない。ゲーム自体は往々にしてそれなりに楽しめ、グラフィックも美しく、プレイヤーを盛り立ててくれるが、シングルプレイヤーキャンペーン部分の全てをクリアしようという目的以上の挑戦は余り持っていない。
Joystiq 70/100
大掛かりな爆風や豚の世話をするために、本来の暗殺ロールプレイの方向性を見失っているのを見るのは残念。これはフランチャイズがバランスを取り戻そうとしている間の一時的なよろめきだと願いたい。過剰さを抑え、ナイフを使った攻撃を取り戻せば、ゲームは再び素晴らしいものとなるだろう。Assassin's Creed IIIは、「もっと良く出来ていれば」と思わせるほどに十分良いゲームなのである。
平均的に良い具合でもありますが、不満もありそうですね。
バイオハザード6にも見られた事ですが、大作ならではの不満要素というのもそれなりにあるようです。
日本では、点数を付けたレビューを掲載しているメディアとしてはファミ通さんと電撃さんくらいになっているので点数が過剰になりやすい傾向もあります。ですが、海外でもG4tvのように不満要素もありながらスコアが満点というのもありますので、よく色んなレビュー内容をしっかりと加味しておくのが無難かと思います。最終的には個人の判断ですが、より広く意見を見ておくのも良い事だとは思いますし……。
ともあれ、日本でもあと10日ほどで発売となります。UBIさんの秘蔵っ子でもある本作が、日本だとどれくらいの人気や売れ行きになるのかを楽しみにしたいですね!
[情報元:Game*Sparkさん]
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:アサシンクリード3の海外レビューがちらほらと出てきたよーってお話です。
:ふむ。良くも悪くも大作志向的な感じか。
:みたいね。なんか、ステルスアクション的な部分が弱くなっちゃったのかねぇ? レビューみるとそんな印象だわ。でも、それが決して悪くはないって感じもする。大作ってのは舵取りが難しいねぇ。
:これが大作を作る難しさみたいなところなんだろうな。はてさて、日本だとどうなることやら……。