インディーゲームがもたらす影響は、良くも悪くも未知数である
昨今ではインディーゲームが話題になっておりますが、そんなインディーゲームについて紹介している記事がありました。非常に良い記事なのでインディーゲームに興味がある人は読んでおくと良いかもしれませんが、記事の内容をざっくりまとめますと次の様な感じです。
- インディーゲームに注目が集まっていて、ソニーやマイクロソフトもインディーゲーム開発者を囲い込むべく動いている
- インディーゲームが注目されるのは、インターネットの普及によりダウンロード販売が可能になった事で低リスクでの販売が可能になった事や、大手メーカーだとソフト開発やプロモーションに多額の費用がかかるようになり、意欲作が生まれなくなった事が挙げられる
- ソニーやマイクロソフトは、インディーゲームの投入で安価にお手軽で楽しいゲームを提供しようと動いている
- インディーゲームがゲーム業界に与えるインパクトは未知数
- 店頭に並ばないインディーゲームを、ゲームから離れ専門誌も読まなくなった消費者にアピールするのは至難の業
- インディーゲームは業界の起爆剤になる可能性を秘めているが、失敗すれば誰の目にも留まらないまま消えていく危うさも抱えている
[情報元:まんたんウェブさん]
かなり的確ですね。
記事元では、ゲームから離れていった人達に対して、どうやってゲームをしてもらえるようにするかという点において、インディーゲームが未知数であるというアプローチになっています。大筋私の考えている意見と同じモノであり、日本でインディーゲームがどれだけ話題になるのかはまったくの未知数です。
私は個人的に好きだからわめき散らすかのようにアピールしておりますが、恐らくは日本だとPCゲーム大好きっ子でもない限りせいぜいテラリアやマインクラフトならやったことがあるという人達が関の山でしょう。いや、決してそれが悪いとか言う事ではありません。ようするに、認知の問題です。
以前どこかにも書いたかもしれませんが、ゲームの普及の仕方はインターネットでの情報伝達によりかなり変化しました。ですが、基本的にはゲームをプレイした人達が、「もの凄く楽しかった!」という発言をしてそれが伝染していきます。つまり、伝染させる最初の部分をどれだけ多くするかが課題とも言えるわけです。そういう意味で、インディーゲームは「ゲーム大好きっ子で好奇心溢れる人達がどれだけ周知するか」がポイントにもなっていくでしょう。
インディーゲームの問題は、周知だけではありません。先も書いた通り、どれだけの起爆剤になるのかは未知数ですし、それに見合う結果が出なかった時大手メーカーがどう対応するのかもわかっていないのです。ついでに言えば、大手メーカーがインディーゲーム開発者達を支援すると言うのは、「インディーゲーム」という言葉自体バズワード(ぱっと見は説得力があるように見えながらも、具体性がなくて定義できない言葉)化している印象もあります。
海外ではPCを中心にインディーゲームがそれ相応に話題になっていますが、日本においてはPS4やXbox Oneでどれだけ話題になるのかが焦点になりそうです。とはいいながらも、まずはインディーゲームというモノが存在しているという周知こそ大切だとも思いますので、PS4やXbox Oneに限らず、たくさんのゲームに触れて面白さを発信する事が大切なのかもしれませんね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:インディーゲームについて、起爆剤になるかどうかは未知数だよーって記事があったのでご紹介です。
:そんなもんなのか?
:そんなもんだね。そもそも、そのゲームを知らないって人の方が圧倒的多数だと思う。PCゲームをしているならインディーゲームも触ってみようと考える人も多数だろうけど、日本じゃ据え置き機しか普及しなかったからねぇ。……それにHotline Miamiの面白さは、日本だと伝わりにくいと思いますしなぁ……。
:あれはこう、バイオレンスすぎるのが日本人に合うのかどうかを考えるような一作だしな……。
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