年末なので、2013年のネトゲ事情について振り返ってみた
年末なので、2013年のネトゲ事情について振り返ってみた
AZです。この時期に買い物に行くと、どこも修羅場です。
さて、2013年もネトゲ業界はそこそこに話題を集めました。この記事ではそんなネトゲ事情をさらりと振り返っておこうと思う所存に御座います。
月額課金の復権?
国内に限定していえば、新生FF14が完全に話題をかっさらいました。ゲームとして問題がありすぎた旧FF14は、一端全てのサービスを終了させリスタートするという、ネトゲ史上において前代未聞の行動を取りました。その結果として生まれたのが新生FF14で、スタート時には人数多すぎでサーバーがパンクし、安定化させるまで一ヶ月を要するといった騒動も起こしています。
新生FF14をゲームとしてみれば、非常に良くRPGが出来るゲームになっています。ベースは、各職業においてその役割を全うできるかどうか、というモノです。回復役なら、しっかり回復できるかどうか。盾役ならしっかり敵を引きつけていられるかどうか。それをPTプレイでこなすのですから、役割をこなすという意味においてRPGをしている感覚は強いかもしれません。もっとも、PTプレイを強要される部分はネトゲとして自由があるのかどうかという点において、議論が出てきても仕方がないところですが。
ドラクエ10もそうですが、新生FF14の意味合いは月額課金だったことに価値があるような気はしています。昨今、F2Pなどでタダだからちょっと触って面白かったら金を出す、というスタンスのゲームが増えている中、「定額でこれだけの価値があるゲームを提供する」というアピールをしたのは大きかった事でしょう。とはいっても、ドラクエやFFといったブランド名を持っているからこそ出来た代物とも言えますが。
海外ではクラスロールを回避した新作の登場に期待
国内では新生FF14が席巻する中、海外ではとりわけEQ Nextが話題になっていた気がします。EQ Nextは、MMOながらにサンドボックス型で地形を自由にクリエイトする事が可能になっています。αテストが2014年1月後半から開始されるということで、クリエイティブ脳を働かせたい方々にとっては大注目の一作とも言えます。
また、EQ NextはMMOでは良く見られたロール(役割)の概念を取り入れないとされています。要するに、どのようなクラス(職業)でプレイするのも自由、というヤツです。
クラスロールというのは、メリットデメリットがあります。クルトゥーアさんの方にもまとまっていますが、わかりやすいメリットとしては自分の役割がわかりやすかったり、PTを組む必要性が生まれます。デメリットとしては、ソロだと遊べる内容が極端に減る事やPTメンバーを揃える手間、役割においての負担がクラスで違う事などが挙げられます。新生FF14はクラスロールを採用しながらも、どれだけデメリットを無くすかに注力したような節は見られました。
実際MMOの多くはクラスロールを採用していますが、その部分に窮屈さを感じているプレイヤーの方々もそれなりに存在していると感じていますし、私もその一人です。EQ Nextは、そういった人達に新しいMMOの形を見せようとしている……ような気がするのは私だけじゃないでしょう。EQ Nextの動向は、来年期待したいMMOの一つとして注意深く見守っておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:さらさらーっと今年のネトゲで思う事をかいておきました。
:ふむ。まぁ国内じゃ新生FF14が全部かっさらった感じだな。
:ドラクエ10もPC版が出るとかあったけど、新生FF14の方がスタート時から何まで話題になりやすかったかなと。でも、わたくしとしてはEQ Nextの方に期待してるけどね。……来年のMMO事情はどうなるのかねぇ?
:日本じゃ新生FF14が今のまま突っ走るとは思うが、海外だと何が話題になるのかはちゃんと見ておきたいものだな。
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