「ラブプラス」「ときめきメモリアル」の内田明理氏・ミノ☆タロー氏が退社するなど人材の流出が目立っているコナミですが、「メタルギア ソリッド V ファントムペイン」の発売以降もシリーズの制作を発表しています。

シリーズ最新作『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN（メタルギア ソリッド V ファントムペイン）』（以下MGSV：TPP）は、小島秀夫とともに、先日発表させていただいた通り、2015年9月1日（火）に北米・中南米・欧州を皮切りに、日本・アジアは9月2日（水）より発売する予定です。

また、KONAMIは『MGSV：TPP』の後も『メタルギア』シリーズの制作、提供を続けてまいります。今後も引き続き『メタルギア』シリーズをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

尚、KONAMIは新たな『メタルギア』シリーズの制作に着手することを決議しました。

制作にあたり、主要スタッフのオーディションを開始いたします。

応募はコナミホームページの採用サイトをご参照ください。

［引用元：コナミ］

発売前から次に着手というのも仕方がない話ですかね。

とりあえず、現時点で出ているあまり良くない噂等々をまとめておきます。メタルギアシリーズは、小島秀夫氏を中心にした小島プロダクションが手がけている事は周知の事実ですが、その小島プロダクションの公式ツイッターがメタルギア公式へとアカウント移行を発表、メタルギア ソリッド V ファントムペインの公式サイトからは小島プロダクションのロゴが消えるといった事で、国内外で様々な憶測が出ている状態でした。また、海外のGameSpotによれば、メタルギア5の発売後に小島氏はコナミを退職するといった内容の記事も公開しており、コナミを取り巻くゲーム開発環境に大きな変化が出そうな事を伺わせていました。

そういった噂を打ち消すための発表にも思えますが、今回の発表内容だと小島プロダクションの明記は特になく、「主要スタッフのオーディション」という事も書かれている以上、噂通りの可能性が濃くなりかねない印象もあるのは否定できませんが、噂は噂としてみておくのが無難なところでしょう。はてさて、大手と言われ続けているコナミが大ナタを振るう事になるのか否か、また噂の真偽もどうなのかを含めしっかりと見ておきたいですね。

追記：東スポがコナミに取材し、一連の退社報道を否定しているとのことです。興味がある人は、一読してみると良いかもしれません。東スポの記事はこちら。

追記の追記：4Gamerやインサイドもコナミへの取材を行った事を報じています。会社体制がどう変わっていくのかはしっかりと見たいモノですね。