スクエニ、「ハイスコアガール」の著作権問題でSNKプレイモアに対し訴訟提起

ハイスコアガールの著作権問題で揺れた気がしないこともないスクエニですが、SNKプレイモアに対し訴訟提起しました。

訴訟提起のお知らせ

株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐、以下「当社」)は、本日、株式会社SNKプレイモア(以下「被告」)を相手方として、債務不存在確認請求訴訟を大阪地方裁判所に提起いたしましたので、お知らせします。

当社が出版する漫画「ハイスコアガール」が被告の著作権を侵害しているとして、被告が当社及び当社出版部門関係者を刑事告訴した結果、当社は、2014年8月5日に大阪府警察本部及び同曽根崎警察署による家宅捜索を受けました。

当社としましては、上記の刑事告訴を受け、被告が主張するような著作権侵害の事実がないことの確認を求めて本件訴訟の提起に踏み切ったもので、当社の主張の正当性を民事訴訟の場において明らかにしていく所存です。

なお、当社は、上記の家宅捜索以降、警察当局による捜査に対して全面的に協力しており、引き続き誠意をもって対応してまいります。

[引用元:スクウェアエニックス公式サイト

なかなかにグダりましたね。

さて、少々分かり辛い内容になっていますので端的にいうと、SNKプレイモアは著作権侵害を刑事事件としてスクエニを訴えたわけですが、それに対しスクエニは民事で著作権は侵害していなかったと主張した事になります。つまり、スクエニは一貫して従来の「著作権侵害をしていない」というスタンスは崩していません。

大抵の場合において、こういった泥沼化の裁判は和解へと突き進む第一歩になるわけですが、やはり焦点は「著作権をどう扱うか」の一点に尽きます。ハイスコアガールが侍スピリッツなどSNKプレイモアの著作物を使用した事に間違いはないわけで、それに対してどういう扱いになるのかが一番の見どころでしょう。

SNKプレイモアの対応次第でもありますが、当初のSNKプレイモアの発表を見ている限りでは裁判の長期化は免れない可能性も高いです。色んな人が注目するであろう裁判になりそうですが、「ハイスコアガール」が無事再開して欲しいモノですね。

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん:スクエニがSNKプレイモアに対して訴訟提起したよーってなお話です。

しゃきーんさん:まぁ、要するに民事で著作権侵害してないことを証明するぜ! ってことな。

しょぼーんさん:そゆこと。よく民事で泥沼化させて和解するようなスタンスの裁判ってのがあるんだけど、これもその類なのかな? という雰囲気はするね。実際、著作権侵害してないっていうなら、口でいうだけじゃなく態度でも示せばいいのに。……誰に迷惑がかかるのかは知らんけど、本は回収しちゃってるもんねぇ……。

しゃきーんさん:はてさて、どうなりますやら……。

スクエニ、「ハイスコアガール」の著作権問題でSNKプレイモアに対し訴訟提起に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

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