Googleが買収するともっぱら話題だったTwitchですが、日本でもサービス展開しているお馴染みのアマゾンが9.7億ドルで買収に合意したと発表しています。

米Amazon.comは現地時間8月25日、ゲーマー用動画配信サービス「Twitch」を現金約9億7,000万ドル（約1,000億円）で買収したことを発表した。

これはAmazon.comのプレスリリースにて明かされたもの。Twitch CEOのEmmett Shear氏からも声明が発表されており、買収の理由について「AmazonはTwitchのコミュニティを信じており、価値観や長期的なビジョンを共有して、より早く目標に到達する手助けをしようとしているため」とコメントしている。

［引用元：Game Watch］

なるほど、これは力強いビジネスモデルですね。

Googleに買収された場合、広告掲載による収益がビジネスモデルになるのでどれだけ視聴されたかという部分だけにスポットがあたりますが、アマゾンの場合はそこから更に「ゲームを買わせちゃおう」というアプローチもできるようになります。そもそもにゲームが普及しないことには始まらない事を踏まえると、アマゾンの買収もあながち間違いではないという事でしょう。

ともあれ、ゲーム実況シーンを象徴するかのような一大買収案件となっていたTwitchですが、これでやっと落ち着きもみせることになりそうです。ゲーム実況が盛んになりつつある今において、日本のゲームメーカーはどのように対処していくのか。生暖かく見守っていきたいですね。