据え置き機にスマートデバイスと上手く使い分けた感がなきにしもあらずな「スクウェア・エニックス」ですが、同社の次世代ゲームエンジン「Luminous Studio」を手がけていたCTO橋本善久氏が退社していた事が明らかになっています。

スクウェア・エニックスは、同社CTO兼テクノロジー推進部担当コーポレートエグゼクティブ（CE）兼「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」テクニカルディレクターの橋本善久氏が同社を退社したことを明らかにした。退職日は明らかにせず、理由は「自己都合のため」としている。

　橋本善久氏は、2009年にセガからスクウェア・エニックスに移籍後、次世代ゲームエンジン「Luminous Studio」のプロジェクトを立ち上げ、CTOおよびテクノロジー推進部担当CEに就任。「スクウェア・エニックス オープンカンファレンス」をはじめとした各種セミナーを主催するなど、技術面のみならず、そのアピールの面でも大きな成果を挙げている。

～中略～

そして気になる「Luminous Studio」については、レミ・ドリアンコート氏がすべてを引き継ぐ形で開発を継続し、直近では現在開発中の「FF」シリーズ最新作「ファイナルファンタジーXV」のゲームエンジンとして開発が進められている。

なお、橋本氏の今後の動向については不明。後日、橋本氏自身の口から明らかにされる予定としている。

［引用元：Game Watch］

色々と影響が出ますかね？

スクエニの鳴り物入りとして発表されていた次世代ゲームエンジンですが、テクニカルデモ「AGNI'S PHILOSOPHY」が表舞台に出たのを境目に、その後はさほど情報が出てきませんでした。FF15のゲームエンジンとして使われる事が明かされていましたが、担当をしていた橋本善久氏が抜けた事で今後どういった影響が出るのかは注目かもしれません。

後任は空席のままで、レミ・ドリアンコート氏が新たな部長に就任し、橋本善久氏は今後もテクニカルアドバイザーとして関与していくということです。また、橋本善久氏は後日その動向を発表すると言う事ですし、今後「Luminous Studio」がどうなっていくのかは注目しておきたいモノですね。