最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 赤い部分は新作タイトル

集計期間：2014年3月24日～3月30日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

2014年3月24日～3月30日のランキング

今週の新作は5つ。

1. 初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd
2. NEWラブプラス+
3. 薄桜鬼SSL ～weet school life～
4. ウイニングポスト8
5. アーシャのアトリエ Plus ～黄昏の大地の錬金術士～

「初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd」が無事首位を取りました。流石のミクさんというべきでしょうか。特徴を挙げるなら2つ。前作から見ると数字を落としている部分と、Vita版の売れ行きがかなり伸びたという事です。この手のゲームは、Vita層の方が多いというのを印象付けた結果になりました。

一方「NEWラブプラス+」は、シリーズとしてみるとそこそこに低いですね。売れ行きが良いとも言いがたい結果です。前作のバグ云々でプレイヤー層が離れた事も挙げられるでしょうし、出るまでの間に他のゲームで補えてしまったという要素も否定しがたいです。コナミさんの出す恋愛コミュニケーションゲームな類は、中々長続きしないような気にはさせてくれました。

「ウイニングポスト8」は、競馬ゲームとしてはまずまずでしょうか？　評価の方はあまり耳にしないので、基本的に限定されたファン層であることも窺えます。私個人としては、嫌いじゃないジャンルではありますが……。

「薄桜鬼SSL ～weet school life～」や「アーシャのアトリエ Plus ～黄昏の大地の錬金術士～」も、それぞれのファン層に売れたような結果です。特に「薄桜鬼SSL ～weet school life～」は、乙女ゲームのジャンルでも知名度が高いわけですし、他のゲームに比べると一歩抜き出ている気がしないこともありません。

全体的に、ミクさんが相変わらずなのはさておきまして。「NEWラブプラス+」が盛り上がれなかった事は、主に開発側に色んな諸問題があった事が見受けられます。コナミさんの大切なIPの一つではありますが、今後の展開があるのかどうかの岐路に立たされている感が出たのは言うまでもないでしょう。あと、「妖怪ウォッチ」はフィーバーしてますね。TV放送が開始されてからジワジワと売れてきましたが、累計ですでに65万を売っているのは流石レベルファイブさんです。というよりも、レベルファイブさん以外、お子様層を取り込めているゲームメーカーが存在しない、というのは特記すべきポイントともいえます。

Wii Uは、5桁に回復となりました。そういえば「Wii U すぐに遊べるスポーツプレミアムセット」が3月27日より発売されておりますので、そこらへんの影響があったのかもしれません。

また、Vitaは4万前後と好調な印象も受けます。増税前の駆け込み需要……でしょうか？　ともあれ、増税後となる来週の売上には注目しておいて損はなさそうです。Vita TVに限っては、2,115とほぼ先週から動きがないので相変わらずと言えば相変わらずですが。

PS4は需要が一段落した結果となり、今後はジワジワと売り続けていくスタンスになっていきそうです。Vitaと同じように、ノンビリと長い目で見ていく必要がありますし、PS4向けで多くの人が望みそうなタイトルがいつ出てくるかにも多くの目が注がれる事になります。

以上、今週の売り上げ比較記事でした！