任天堂、アカウントベースで新しい売り方を早期にWii Uで実施予定
ついに発表された任天堂さんの経営方針説明会ですが、次はアカウントベースで新しい売り方を早期にWii Uで実施予定であることを紹介しておきます。
年に1タイトルだけゲームソフトを楽しまれるお客様も、年に5タイトル、10タイトルとゲームソフトを楽しまれるお客様も、ソフト1タイトルの価格は同じであることがこれまでは当たり前でしたが、もし、アカウント単位に、特定の条件を満たすお客様を対象に、ソフト価格を柔軟にすることができたら、「遊べば遊ぶほどソフトが安く楽しめる」というようなことが実現可能になります。この特定の条件というのは、ソフトを多く買っていただく、ということだけではなく、例えば、友達同士で誘いあって一緒にゲームを始めるというようなことも条件として含めることもできます。
~中略~
任天堂は、このような新しい売り方に中期的に取り組んでいきますが、早期にWii Uで実験的な取り組みをはじめたいと考えています。
[引用元:任天堂公式サイトさん]
悪くはない手段ですね。
「ソフト価格を柔軟にする」というあたりが一つのポイントで、ゲームの価格や価値をどのようにしていくつもりなのかが何となく垣間見えるところです。ハード事業はサービス業でもありますので、サービスを使ってくれる人達を上手く囲い込まなければサービスする事ができません。価格はそういった部分が一番反映されやすいところなので、どのような代物がでてくるかは見てのお楽しみというところでしょうか。
しかして、今回のこのような施策は任天堂さんがやっとアカウント制に移行したから出来る事ですが、やはりPSNなど他のネットワークサービスからみれば結構遅れているのは否定できず、今後かなりアピールしていく必要性が求められるでしょう。アカウントをプラットフォームに定めるのも良い考えではありますが、結局のところWii Uを売らないといけない事に変わりはありません。Wii Uの現状を考えると、色々な施策が必要になるのはやむなしでもあります。
また、さりげなく、
人々のライフスタイルが大きく変化しつつある今、今後も未来永劫このモデルがこれまでどおり機能し続けることは期待してはならないと認識しています。
[引用元:任天堂公式サイトさん]
ということを言っており、ゲームのビジネスモデルが変化していてそれに対応しなければならないという思惑が見え隠れします。企業である以上は、対応するのも当然の流れとも言えるでしょう。
ネットワーク面においては随分と出遅れた任天堂さんではありますが、そのネットワークを任天堂なりに色々な施策を講じてセールスに繋げたいという思惑はハッキリと見えます。今後どのようなアピールをしていくのか、いちWii Uオーナーとして生暖かく見守っていきたいところですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:任天堂さんの経営方針説明会が出たけど、次は新しい売り方を早期にWii Uで実施予定だよーってな話。
:まぁ、ネットワークはほんとにアレだったからな……。
:アカウント制になって多少はマシになったかもしれんけど、まだまだやれることはあると思うよ。やれることをやらないと手詰まりになっちゃうだけなんだし、サービス向上には余念無く力を入れて欲しいところっすな。……色々成果が出るのはしばらく後になるかもしれんけどねぇ。
:こういうのはトライ&エラーでひたすら向上を目指すしかないんだし、良いサービスになっていって欲しいものだな。
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