海外ゲームのローカライズなどを多く手がけたサイバーフロントが解散

PCゲームから据え置き機まで、海外ゲームタイトルのローカライズや美少女系アドベンチャーなどの販売をしていたサイバーフロントさんですが、加賀電子株式会社が連結子会社であるサイバーフロントの解散を発表しました。原因は、経営の立て直しが困難としています。

加賀電子は2010年からサイバーフロントの株式を2010年4月に51%取得し、それ以降サイバーフロントの事業拡大を支援してきたようです。しかし経営状況は改善せず、2013年3月には完全子会社化をしたものの前経営者が構築した経営体制では立て直しが困難と判断され、今回の解散に至ったとされています。

PCではシヴィライゼーション4に始まり(Civ5はイーフロンティア)、最近ではウォーキングデッドなどのローカライズを手がけ、他にもコンシューマではエクスペリエンスさん開発の「東京新世録 オペレーションアビス」の発売担当にもなっています。今後、それらのタイトルがどうなるのかはまだ伝えられていません。続報待ちになるでしょう。

海外ゲームのローカライズを手がける企業が一つ減ったというのは、価格帯の問題もありましたが、年末になってこのような情報が出てくるのは何とも寂しいものです。サイバーフロントさんのタイトルが好きな方々は、現時点でサイバーフロントさんが持っている版権などがどこへ行くのかを注視しておくと良いかも知れませんね。

[情報元:サイバーフロント公式サイトさん(PDFなので注意)]

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しゃきーんさん:サイバーフロントさんが解散だそうだ。

しょぼーんさん:なんというか、経営状況が改善しなかったっつーのは、売れなかったってことなんだなぁと……。今の時代、ローカライズプライスじゃ太刀打ちできませんでしたか。

しゃきーんさん:ローカライズプライスがあったとしても、なんだかんだとローカライズをしてくれていたのは嬉しい話なわけで、何とも複雑な気分ではあるな……。

しょぼーんさん:ローカライズ以外の販売も担当してたからね。「東京新世録 オペレーションアビス」とか、どうなっちゃうのかなーって思いはあるけど、生暖かく今後の状況を見守りましょうか……。

海外ゲームのローカライズなどを多く手がけたサイバーフロントが解散に関するしょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しょぼーんさん

しゃきーんさん

しょぼーんさん

しゃきーんさん

コメント (2)

名無しのゲーマーさん

( ゚д゚)ポカーン
…まぁ…その…あれだ、 The Walking Dead の価格や和訳について色々文句言ってゴメンナサイでした。 Steam がある昨今では洋ゲーのローカライズって儲からないんだろうな…。ガラパゴス市場日本では特に。
Saints Row IV のローカライズ版を来年サイフロが発売するとか記事があったけど、そっちのほうはどうなるんでしょ。

AZ@管理人

文句というより、正しい批判ならする事自体は間違っていないと思いますよ。正す事は重要ですし、意見を述べる事はなんらおかしい事じゃありません。
予定されていたタイトルも、今後どうなるかはまだわかっていません。そこらへんの事も含めて記事にしますので、のちほどご覧下さいませ。(`・ω・´)

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