比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2013年8月26日~9月1日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 赤い部分は新作タイトル
集計期間:2013年8月26日~9月1日
[参照元:ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん]
今週のランキング
今週の新作は5つ。
- ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル
- ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
- ロスト プラネット3
- ラグナロク オデッセイ エース
- 咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A Portable
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルは、売上だけなら圧巻の首位です。しかし、炎上案件になったり、酷評対象になったりとネットを中心に賑わせていて、こういったゲームが売れるというのは何とも心中複雑です。当然、売上がすべてではないというのは、ゲーム好きなら誰しもがわかっている事でしょう。メーカーやメディア、ユーザーの在り方が問われる一品です。私個人の思いの丈は「メーカーとメディアとユーザーの関係って?」に書いてありますので、ご一読頂ければソレ幸い。
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼアは、MMOとして好調な売れ行きです。しかしてこちらもログイン祭りが開催されてしまい、余りの人数の多さに嬉しい悲鳴のレベルを超えてしまったようでした。現在は、サーバー追加による改善が見られていますが、今しばらくは様子見が続くようです。……プレイしている人達にとって、快適な環境になることをせつに願いたい。
ロストプラネット3は、絶妙に微妙な売上数のようです。少なからずとも、ブランドとしては非常にアレな位置付けでしょう。海外製作にした事が失敗だったのか、それとも純粋にブランド構築に失敗したのか。課題は多そうな雰囲気を漂わせます。
ラグナロクオデッセイエースは、元々完全版ということでそこまで飛躍したわけでもないですが、一定数は売れているといったところでしょうか。Vitaの共闘タイトルとして挙げられていますし、そういった効果があったのかもしれません。
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A Portableは漫画原作の麻雀ゲームですが、こういった需要は必ず一定層あるというのが強みでしょうか。数字は大きくありませんが、美少女ゲームの類では無難なところのようにも思えます。
全体的に見て、ジョジョとFF14が力強く飛躍したわけですが、情報公開をしなかったりメディアがアレだったジョジョと、逐一サーバー情報などを公開してユーザーの理解を得ようとしたFF14の在り方は、対照的に映ります。ジョジョはそういった意味でも色々と考えさせられる内容でした。
Wii Uについては、相変わらず低空飛行です。とはいっても、ハードを牽引できる力があるタイトルがないのだから、仕方がないという他ありません。当面は、ゼルダの伝説 風のタクトHDに期待でしょうか。
Vitaもぐぐっと下げて4桁になりましたが、ここらへんは9月9日に新型が公開されるらしい? という話なども出ていて、買い控えが起きている影響などもありそうなところ……ですかね? ともあれ、9月9日のソニーカンファレンス以降、動きがありそうなところです。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週はジョジョが取ったヨーって話題です。
:ジョジョは売れたなぁ。
:売れたけど、評価という意味で結果が伴ったかどうかは別問題だね。こういうやり方をしていたらメーカーは信用できなくなるし、それに伴ったメディアも信用を失うっていうのは誰にでもわかる話だろうに。……いつからこんな仕組みになっちまったんだかねぇ。
:本来ゲームは、ユーザーが楽しめて、開発元も儲かって、面白いゲームを紹介するメディアも信用されて、すべてWin-Winの関係ができあがるはずなんだがな。誰かが問題提起をしないかぎり、いつまでもくすぶっていそうな話だわ。
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