比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2013年3月11日~3月17日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく(そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません)、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 赤い部分は新作タイトル
集計期間:2013年3月11日~3月17日
[参照元:ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん]
今週のランキング
今週の新作でランクインしたタイトルは次の7つ。
- ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-
- キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス-
- スーパーロボット大戦UX
- ヴァンパイア リザレクション
- ゴッド・オブ・ウォー: アセンション
- フロンティアゲート ブーストプラス
- ウィニングポスト7 2013
メディアクリエイト調べでは、まさかのソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-が1位という驚きの結果です。14万とは恐れ入ります。リメイク作だったとはいえ、有名タイトルであるキングダムハーツに勝るとは思いも寄りませんでした。
実際の評価は、やはりキャラクターゲームの宿命か、ちょっと残念な感じはしますが、原作を知っているファンでもちゃんと楽しんでいる人はいるようですし、そこらへんは人に寄りにけりかもしれません。
一方でキングダムハーツはリメイクとしては無難な数字ということでしょうか。ソードアートオンラインが勝つという衝撃の結果でちょっと驚きではありますが、続編も噂されていますしスクエニさんのリメイク技術が向上するのは良い事のように思います。……過去の名作とか……ね?
スパロボUXは、シリーズとしては少々少なめでしょうか。前作よりも少ない数字で、基本的にスパロボは初動型の売れ行きをみせるタイトルなので、今後がどうなるかは何とも微妙なラインです。評価自体は悪い評判は余り聞かないのですが、もうちょっと様子を見たいところですね。
他には、ヴァンパイア リザレクションは個人的に頑張ったように思えます。ゴッドオブウォーも海外ゲームテイストながら、健闘した方でしょうか。フロンティアゲート ブーストプラスはまぁ仕方がないところかもしれません……。ついでに、ウィニングポスト7がさりげなく入っているのは何だかんだとシリーズファンがいる事を伺わせます。
全体的にみて、新作が上位を占めたのはどれも注目タイトルだったからでしょうけど、ソードアートオンラインはキャラクターゲームとしては随分と売れたように思います。評価はキャラクターゲームの域を脱していないようなものが多かったので、そこらへんが今後の課題でしょうか。いやまぁ、バンナムさんなだけに、これで終わるかもしれないし終わらないかもしれませんが……。次があるならそこを考慮してもらいたいところです。
Wii Uは、相変らずな数字を出していますが、来週はゲーム&ワリオがありますのでそれでどれくらいの結果が出せるかは見ておきたいところです。人を選ぶゲームとはいえ、任天堂らしさを保っているタイトルですし……。
あと、Vitaは3万台に減りましたが、今後はこの程度で推移していくのか否かが注目でしょう。それ次第で値下げでの影響が一区切りしたのかどうかが何となく見えて来るかもしれません。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:今週はソードアアートオンラインの予想以上の善戦でちょっとびっくらこいたって話題です。
:いやはや、リメイクとはいえどキングダムハーツとほぼ同じ売れ行きとは驚きだ。
:ちゃんとファン層を捉えた証拠だし、今後の展開に影響するかどうかってところっすな。良くも悪くもバンナムさんのキャラゲーって事らしいから、次があるなら大切に作っていってもいいのかなーと。
:バンナムさんってのがポイントだよな……。まぁ、キャラゲーでゲーム業界の荒波を乗り切ってきたんだから、こういうこともあるって事だな。Wii UもVitaも含め、今後の展開が楽しみだ。
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