カグラやら牧場物語やらミュージカルやらブラウザゲームやらアニメやら、実は事業展開が多彩な「マーベラスAQL」さんですが、2013年第1四半期決算が発表されました。
なお、マーベラスAQLさんは、AQLインタラクティブとライブウェア、マーベラスの3社が合併して出来た会社で、去年10月に出来たばかりなので前年比較がないのをご了承下さい。

結果は、売上高約30億円、営業利益約2億円、四半期純利益約1億4900万円となっています。まずは黒字スタートということになります。

ゲーム事業に話を絞ると、Vitaから発売された「アサルトガンナーズ」や3DSの「牧場物語　はじまりの大地」が売り上げに貢献とのことです。また、ソニーさんから「ソウルサクリファイス」の受注開発があったことなども挙げられ、トータルとして売り上げが売上高が約6億円、利益は1100万円となったようです。

さらに今後については、ルーンファクトリー4の売れ行きが計画を上回っている事や、閃乱ガクラBurstの予約数も計画を大きく上回っている事から、上昇が見込まれています。ですが、オンライン事業はリリース遅延などがあるため、減少を予想しているとのことです。

カグラBurstの予約数が計画を大きく上回る、というのはすごいですね……。アニメや漫画などのマルチメディア展開の効果が出ている、ということでしょうか。
ルーンファクトリー4や牧場物語も好調に売れているようです。

気になるのは、8月末に発売されるカグラBurst以降の展開となります。もとより、オンライン事業と映像音楽事業がしっかりと利益を出しているので、すぐさま何か発表しなければならないというわけでもありません。しかし、ゲーム事業で表舞台に出ているのは「ソウルサクリファイス」ということになります。もっとも、それもソニーさんからの受注開発なので、自社が手がけるタイトルは、さてどうでてくるのか？　というところでしょう。

何はともあれ、カグラBurstもしっかりと業績に考えられるようなタイトルになっていたのは、世の中何があるかわからないと思う次第です。良い流れで来ているように思えるので、このままファンを大切にしつつ、頑張っていってほしいですね！

［情報元：マーベラスAQL第1四半期決算短信より（PDFです）］