比較記事:ファミ通さんとメディアクリエイトさんの販売ランキングを比較してみました [集計日:2012年11月12日~11月18日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん(メディアクリエイトさん調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく(そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません)、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
ちょっとだけ説明
- 太字は、平均からの差が10%以上あった場合のタイトルおよび、気になったタイトルとその売上数
- 灰色部分は順位違い
- 黄色部分はファミ通さんかメディアクリエイトさんのみしかないタイトル
集計期間:2012年11月12日~11月18日
[参照元:ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん]
さて、毎度お馴染みのランキングです。
1位はどうぶつの森が圧勝していますが、相変らず数字に差があります。
とはいえ、何やら先週の60万と72万の差はDLカードの売上を含んだか否かだ、という話も出ているようで、仮にそれを想定すると両社の数字が正しければ103万-89万=約14万のDLカードが売れた、という見方もできます。となると、今後はDLカードの発売の有無が、ファミ通さんとメディアクリエイトさんの違いとなる、と言う事でしょうか……? なんにせよ、しばらく見守った方がよさそうです。
2位はアサシンクリード3の8~9万程度となっています。両ハードを合わせてそれくらいなので、海外ゲームとしては売れた方ではないでしょうか。順調だと思います。
4位のサモンナイト4はリメイク作品ではありますが、順調とも見られる数字です。5に期待したいところですが、戦闘が3D描写になってどうなるか、というところでしょう。
5位のメダルオブオナー最新作は、2.4万程度に落ち着いています。明日、CoD BW2が発売されるので、そちらと比較してみるのもいいかもしれません。
6位のアサシンクリードレディ リバティは2.3万程度となっています。海外タイトルでVitaでの発売とみれば、比較的悪くない数字にも思います。
他は、ニードフォースピードが1.3万、アイカツ! が9千と続いています。
今週のランキングを見るに、どうぶつの森が強いのはいつものことですが、アサシンクリード3が思った以上に善戦したと思います。海外ゲームであることと、年末商戦になるので買い控えが起きるかと心配してはいましたが、ちゃんと売れたようでUBIさんの宣伝戦略も効果があった、ということでしょう。
あと、ついにポケモンがランクから外れそうな感じになっています。とはいえ、年末商戦もあることですし、ポケモン不思議のダンジョンも発売されることから、まだまだポケモン人気は衰えそうにありません。
では、今日の取り上げるタイトルは、とびだせ どうぶつの森となります。
本作は先ほども書きましたが、両社の差はDLカードの売上を含んだか否かの集計、と言う話が出ています。確かにDLカードなら店頭で売られている事になるので、含めて考える事も可能です。今後ファミ通さんはDLカードの売上を含んだ集計を出していくという事なのかが気になるところですが……。そうなると余り比較する意味もなくなってくる予感はします。
とはいえ、DLカードのタイトルは限られるでしょうから、メディアクリエイトさんとの差を上手く考えていく事もできるような気はします。なんにせよ、しばらくは様子をみて、次にDLカードが発売されるタイトルが出るのを待つ他ないですね。
以上、売り上げ比較記事でした!
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:さて、どうぶつの森が相変らず売れてるけど、アサシンクリード3はおめでとうございます、という話題です。
:海外タイトルでも結構良い数字に思えるな。
:そだねぇ。なんだかんだと毎週見続けているけど、海外ゲームの初動でここまで良い数字は余りなかったかな。UBIさんの単独イベントとか宣伝は間違いじゃなかったって感じにも思います。……今後も頑張って欲しいなぁ……。
:うちらから見れば良い数字かもしれんが、UBIさんがどう捉えているかは別問題だからな……。とはいえ、海外ゲームが売れにくいという日本で、良い売れ行きだったようにも思えるから、今後もこのペースで邁進してほしいものだ。