最初に断り書き

本記事は、ファミ通.comさんと4Gamer.netさん（メディアクリエイトさん調べ）より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。本記事のデータはどちらが優れてるだの何だのといったモノではなく（そもそも、いちユーザーにそれがわかるわけありません）、マーケティング上公開されたデータの比較であり、その上での考察を書いているに過ぎません。

また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。

ちょっとだけ説明

• 太字は、平均からの差が10％以上あった場合のタイトルおよび、気になったタイトルとその売上数
• 灰色部分は順位違い
• 黄色部分はファミ通さんかメディアクリエイトさんのみしかないタイトル

集計期間：2012年9月10日～9月16日

［参照元：ファミ通.comさんおよび4Gamer.netさん］

定番はさておいて、新規タイトルをピックアップです。
まずは1位の鉄拳タッグトーナメント2は、6万5千くらいでしょうか。3D格闘モノとしては、上々にも思えます。
また、メダロット7は両社にそこそこ差は見られるモノの一応2位ということなので、久々のRPGが少々売れたという印象です。
新絵心教室は、3万5千と程よくニーズがマッチした人に売れたみたいですね。
あと、戦国無双クロニクル2は、無双シリーズとしてみると数字的にはちょっと少なめに思います。出荷数自体がそこまで多くないとも伝え聞いているので、3DSと無双の相性が余り良くなさそうです……。
最後にアクセルワールドですが、これは両ハードとも1万5千程度ということで、原作がラノベだったりアニメだったりな部分に起因すると考えればファン層が支えた、とみるべきところですね。

全体的に見て、結構新作タイトルが交じってくるようになり、夏休みムードから脱却した印象です。来週は、キングダムズオブアマラー：レコニング、リトルビッグプラネット、FF3というラインナップがランキング入りする事が想定されます。はてさて、アマラーはどうなるのことやら……。

では、今日の取り上げるタイトルは、メダロット7、ドラクエ10、モンハン3Gの3つとなります。モンハン3Gはメディアクリエイトさんにランキングされていませんので、20位の数字を入れてあります。

メダロット7は、久々に新作で両社の数字に差があるタイトルとなりました。調べている店舗の違いか、それとも計算の違いか……。難しいラインですが、来週がどうなっているのかちょっと気がかりですね。

ドラクエ10は、先週と同じく徐々に差を縮めてきています。まぁ、本当に緩やかに、ですが。とはいえ、随分勢いも無くなってきたようなので、このペースでジワジワ行くのか、それとも意気消沈するのかの分かれ目でしょう。TGSでWii U版の情報が出れば買い控えが起きるかもしれません。

すっかり定番化してきたモンハン3Gですが、なんやかんやとランキング入りです。TGSで4の体験版がプレイできるとあっての注目か、それともWii UでのHD版が影響してるのか……。むしろ、両方とも関係なく、ジワジワと売れ続けている印象にも思います。Vitaには、対抗馬的タイトルがちらほらと見られますし、どうなっていくのかが気になりますね。

以上、売り上げ比較記事でした！