3DS:「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」の公式ブログにて、シリーズファンに向けてどうして本作の開発をしたかについて言及をしています
6月27日発売予定の「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」ですが、本作のディレクターである小森氏が公式ブログにて「シリーズファンに向けてどうして本作の開発をしたか」について言及をしています。詳しくはこちら。
まとめると次のような感じです。
- 今回のシリーズは、「コアなユーザーが」楽しめるゲームから「コアなユーザーもライトなユーザーも」楽しめるゲームを目指した
- キャラクターを固定し声優を起用したのもそのため
- 演出面、シナリオを強化し、これまで興味を持たなかった人達に世界樹をアピールしたい
- TRPGの概念で言えば、これまでの世界樹は「キャラクターメイキング型」であり、新・世界樹は「プレロールドキャラクター型(※)」である
- ゲームシステムは、従来のシリーズ通りの面白さ
- ボリュームという点では、過去に小森氏が開発したものを超えるボリューム
- シリーズファンの人達には、今まではキャラクターメイキングを行って遊んでいたが、今回は用意されたキャラクターを使って遊んで見ようか? という気持ちでいてもらえると嬉しい
- どうしても自分には合わないと思う人には、ナンバリングを待って頂くのが良いかもしれない
※…プレロールドキャラクターというのは、ゲームでいうところの「用意されたキャラクター」を指す
ということで、従来のシリーズで一番のウリとも言える「キャラクターメイキング」を楽しみにしている人達にとっては、少々難しい位置付けの作品と言えるようです。逆に、その世界観が好きだったり、システムそのものが好きならば受け入れる事も容易だと言えますし、興味がなかった人達へアピールするという趣旨なら有りでしょう。
個人的な意見ではありますが、本シリーズ最大の魅力と言えばウィザードリーから続く「キャラクターメイキング」だと思いますので、ある程度今作には抵抗があるのも否定できません。しかし、シリーズの間口を広げてより多くのユーザー層を取り込もうと試みているのも理解できますし、アトラスさんは3DダンジョンRPGに強いタイトルを抱えていますので、やってやれないことはないのかもしれません。
もとより3DダンジョンRPGというジャンルは、ウィザードリーから続くクラシックなものでありコアなユーザー層が支持しているジャンルです。そのユーザー層を広げようという今回の試みは果たして成功するでしょうか? 多くのシリーズファンがその動向に注目しています。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」の公式ブログで、どうして新展開しようとしたかに言及してるよーというお話です。
:なるほど。新規ユーザー獲得のために間口を広げるってのは、確かに新展開ではあるよな。
:アトラスさんは、真女神転生シリーズとかキャラを用意しての3DダンジョンRPGが得意なわけだしいいんじゃね? キャラクターメイキング好きな人達はナンバリング待てって話だし。……あとはストーリーが良いかどうかって話なんだろうねぇ。
:システムはすでにわかっているからな。そうなると、シリーズファンは好みがわかれそうだ。
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