2013年2月7日発売予定の「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」ですが、社長が訊く「ニンテンドー3DS」ソフトメーカークリエーター篇「ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち」が公開されました。詳しくはこちら。
まとめると次のような感じです。

• CD-ROMメディアに変更されたため、容量が多く入ることから張り切って作りすぎた
• ドラクエ7は他のシリーズに比べて仕様書が圧倒的に多かった
• 仲間と話せる仲間セリフシステムを入れたのも、作業が増えてしまった理由の一つ
• マリベルは、当時ツンデレという言葉がない時期にそんな性格にしてみた
• 「MYST」と言う海外ゲームの影響を受けて謎解きメインの物語にしたが、今振り返ると必要だったかな？　とも……
• 石版探しは人によって見落とし場所が違うため、今作はそういった部分を改善してある
• 最初にドラクエ7を作った時のコンセプトは「迷うことが楽しく、歯ごたえがあるRPG」だったが、今のユーザーは「迷う」事を「面倒」に思ってしまうかもしれないのでアプローチは変える必要があった
• ドラクエ7はショートストーリーの連続だから、携帯ゲーム機との相性が良い
• 新要素の移民システムは、もともとメモリーカードを通じてほかのプレイヤーと町の住人を交換しあうという仕組みがあった
• すれ違い要素のすれ違い石版は、モンスターの組み合わせで石版の名前が決まる
• 転職システムをオリジナルから大きく変更し、転職したらその職業だけの特技しか使えないようにした
• オリジナル版の意見をかなり参考にして、今回の変更に至った
• 石版は見つけやすくなっているが、それ以外は歯ごたえがあるバランスにしている
• 今回の音楽はフルオーケストラ
• エンディングに力を入れていて、エンディングまでいけば、何か良いことがいつか起きるかも知れない
• 今年3DSは『ドラクエVII』『トモコレ』『モンハン４』『ポケモン』が予定されているので、その第一歩になると良い

良い方向へ改善されてることを期待するほかないですね。

気になるのは、エンディングまでいけば何か良いことが「いつか」起きるかもしれない、という時限的仕掛けを示唆している部分です。ここらへんの情報は、後日明かされていくものになるのでしょう。実に上手い隠し球にも思います。

あとは、転職システムがどのように評されるのかは注目しておくのも面白いかと思います。かなり長いストーリーで知られている作品なだけに、どれくらいのユーザーが楽しむ事になるのかに注目しておきたいですね。

［情報元：社長が訊く「ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち」より］