3DS:プロジェクトクロスゾーンの開発クリエイターを取り上げた「社長が訊く」が公開されました

10月11日発売予定の「プロジェクトクロスゾーン」ですが、任天堂さんの人気コンテンツ「社長が訊く」にて各社のクリエイター陣が紹介されました。今回は各社の繋がり方みたいな話が主軸になっていますが、キャラクターのバトルシーンのドット絵の原画はほとんど一人だった話などもでていますので、そちらをご紹介です。

塚中

全体がものすごいボリュームになることは開発当初からわかっていたことではあったのですが、じつはこのゲーム、けっこう少数精鋭でつくっています。
中核にいるスタッフが、職人的な仕事さばきでこなしているんです。

岩田

少数精鋭なんですか? すごい物量なのに。

森住

こういったキャラクター作品を扱うときは、「大人数でたくさんつくるよりも、わかっている人間がつくるほうが速い」というのが我々の経験で得た結論でして、たとえば、キャラクターのバトルシーンのドット絵の原画は、敵以外は全部ひとりで描いています。

岩田

え? ひとりですか!?

森住

はい。パーツの動かしかたとか、たとえば髪の毛をドットで描くときには全部分割して描かなければいけないんですけど、普通の原画マンではできないんです。

岩田

あー、本当に特化された、職人の世界なんですねえ。

森住

そのスタッフは、斉藤和衛さんというフリーの漫画家の方でわたしと一緒に『スーパーロボット大戦』の頃から10年以上、こういった原画を描く仕事をしている人間です。
今回は物量的にさすがに全部はできなくて、ボス級の敵はもうひとり、別の方に頼んだんですけど、ふたりで全原画をあげています。

素晴らしいくらい、職人ですね。

今やドット職人というのは業界的にみると希少とも言われているそうですが、需要があれば供給もある、という良い例だと思います。とはいえど、あの激しいバトルシーンのドット絵の原画をほぼ一人でやってしまうとは……。今でもなお、そういう素晴らしい職人はいるものですね。

明日の発売を控え、カウントダウン動画も出してアピールをしている本作ですが、社長が訊くを読む限りでは原作ファンに確かなモノをアピールしている作品に仕上がっているようです。果たして、それらの作品に対して一般ユーザーはどのように評するのでしょうか? 売上も含めて、楽しみにしたいですね。

[情報元:社長が訊く公式サイトさん]

しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会

しゃきーんさん:プロジェクトクロスゾーンのクリエイター陣が「社長が訊く」で紹介されてるぞ。

しょぼーんさん:こういうコラボ作品やるときって、元ネタゲームをやるところから始まるから、結構大変なんだよね。同じくコラボ作品のスパロボも、知らないアニメのロボットが入ってたりすると、それだけの為にアニメすべて見るって人もいるし。

しゃきーんさん:……マジで?

しょぼーんさん:割とマジで。こういうゲームは、原作を知っていた方が絶対に面白いから。……それだけの時間があればやるかもしれないけど、時間に追われているわたくしには手厳しい限りですよ……。

しゃきーんさん:そりゃ時間の使い方が下手なお前が悪い。

しょぼーんさん:いやはや、ごもっともで。

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