比較記事:ファミ通とメディアクリエイトの販売ランキング比較 [集計日:2016年2月22日~2月28日]
最初に断り書き
本記事は、ファミ通.comと4Gamer.net(メディアクリエイト調べ)より発表されているゲームタイトルの売上数にどれくらいの差や違いがあるか、純粋な疑問から作ることにした記事です。
また、比較表を作る際に、ファミ通さんおよびメディアクリエイトさんのデータを引用させて頂いています。見やすくするためのレイアウト変更はありますが、数字の改変などは一切行っていません。もし問題があるようでしたら早急に対処します。
集計期間:2016年2月22日~2月28日
[参照元:ファミ通.comおよび4Gamer.net]
今週は、新作が7本入っています。
- ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ
- 仮面ライダー バトライド・ウォー 創生
- ロックマン クラシックス コレクション
- 蒼の彼方のフォーリズム
- アイドルマスター シンデレラガールズ G4U! パック VOL.9
- ディアボリックラヴァーズ ルナティックパレード
- 勇者死す。
バーチャルコンソールにて懐かしの復活を遂げた「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ」が、ファミ通では首位となりました。ファミ通の集計は、ダウンロードカードも集計に含まれているということで、今回はそのダウンロードカード限定の集計となっています。実際は、そこにDL版も含まれるのでしょうから、参考程度に見ておくと良いかもしれません。
依然として根強い人気の仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダー バトライド・ウォー 創生」が、合計での首位となりました。潜在的に多いターゲットそうでしょうし、どのプラットフォームも消化率が良いあたりをみると、バンナムの商売上手っぷりがしっかりと垣間見える結果とも言えます。
ロックマンシリーズのいろいろを集めた「ロックマン クラシックス コレクション」は、無難な結果となっています。もとよりシリーズファンのためのモノですし、評価が何となく気になるところにはなりましょうか。
モバイル版からVita向けに手が加えられた「勇者死す。」は、これまた可もなく不可もなしといった結果となりました。桝田省治氏らしいコンセプトのタイトルですし、今後多数出てくるであろう評価はしかと見ておきたいモノがあります。
そのほか、定番の「アイドルマスター シンデレラガールズ G4U! パック VOL.9」や、元々はアダルト向けなアドベンチャー「蒼の彼方のフォーリズム」、女性向けアドベンチャーの「ディアボリックラヴァーズ」らは、しっかりとターゲット層に売れたような印象になっています。わかりやすいタイトルほど、売り上げ数はさほど多くなくとも消化率が高い傾向が強いのは、ビジネスとして読みやすいからこその結果にも思える気がしないこともありません。
全体的に見て、新作がぼちぼちと出てきた週にも思えますが、バーチャルコンソール向けの「ポケットモンスター」がどれほどの結果を出したかは気になるところでしょうか。また、「進撃の巨人」や「艦これ改」、そのほかの定番タイトルも伸びをみせているだけに、来週どういった動きがあるかにも注目が集まります。
各ハードについて
Wii Uは、相変わらず微妙な推移となっています。市場に出回っているWii Uの数が少ないという指摘が出ている状態ですが、そこらへんがはっきりしないのも原因の一つでしょうか。
PS4は、先週に引き続き好調な推移を見せています。3月中に、どこまで伸ばすことができるかは一つの焦点でもあり、その後の推移がどうなるかもしっかりとみておきたいところでしょう。
一方Xbox Oneは、非常に厳しい結果になっています。Windows 10との融合を鮮明にしてきているマイクロソフトなだけに、日本ではそっち方面から見ていた方が、一定の安定感はありそうなところでしょうか。とはいっても、Windows Storeにも問題が山積しているので、可及的速やかに改善をしつつXbox Oneもアピールしながら事業を進めていって欲しいモノはあります。
以上、今週の売り上げ比較記事でした!
:今週は、ポケモンDLカード版が首位だよーってなお話です。
:まぁ、パッケージは仮面ライダーといっても良いかもしれんがな。
:そだねぇ。やっぱ仮面ライダーとか一定の人気があるキャラクターモノは強いという印象っすな。全体的には凄く売れたというわけでもないけど、3月は話題作がそれなりにあるから今後はドシドシ賑わって欲しいね。……4月からどうなるかは知りませんけどネー。
:ま、とりあえず3月を見守るということで……。