連載:気まぐれゲーム雑記 第744回:バンナムが「バンダイナムコエンターテインメント」へ社名変更するのを機に意識調査を実施、ゲームの優先度や如何に?
気まぐれゲーム雑記
第744回:バンナムが「バンダイナムコエンターテインメント」へ社名変更するのを機に意識調査を実施、ゲームの優先度や如何に?
エンタメ市場のどこに投資するのか
何を申したところでバンナムは大企業である
AZです。東京マラソンがもうすぐ開催されますが、走る方々は無理をなさらないよう健康的に走って欲しいと思う次第です。
それはさておきまして、バンナムが社名変更するのを機に意識調査を実施しており、その結果が公表されました。とりわけ、ゲームについて書かれている部分だけを抜粋してみます。
また、年齢によってもエンターテインメントへの意識の差が見られました。「これがエンターテインメント」と思うものを選んでもらったところ(複数回答)、1位は各世代共通して「コンサート(ライブ)」。「テーマパーク」は 20代~40代で2位ですが、50代が4位、60代は6位と、若い世代で人気です。逆に「旅行」は60代が5位、50代は 6位にランクインしていますが、20 代は 8 位以下の結果でした。20代・30代だけランクインしたのは「ゲーム」、20代は「マンガ・アニメ」もランクイン。日常を離れてイマジネーションの世界に遊ぶエンタメを他の世代より好む傾向が見られます。
刺激的なひとときを過ごしたい若年世代と、ゆったり満ち足りた時間を求めるシルバー世代、といった世代間格差が垣間見えるようです。
[引用元:バンダイナムコゲームス公式サイト(PDF)]
まぁ、そんなもんですかね。
20代の6位が「マンガ・アニメ」で7位が「ゲーム」、30代は7位が「ゲーム」と、全体的に見るとエンターテインメントとしての順位は高いとは言いがたいモノになっています。やはり、ゲームに興味がなさそうな人も含めたアンケートになれば、テーマパークや映画、音楽としての方が高くなるのも必然でしょう。
元々、2015年4月1日からバンナムは「バンダイナムコゲームス」から「バンダイナムコエンターテインメント」へと社名変更する事を明らかにしています。その理由は、ゲーム事業に限定せずサービスやコンテンツ事業を拡大していく事を目的としています。ともなれば、今のところメインであるのはゲームやアニメ・玩具事業ですが、そこから更に多方面へ矛先が向く事も予想できる展開ではないでしょうか。
バンナムは、ことゲームに関してはDLC関連やキャラゲーを地雷にする確率の高さなど、中々にアレな部分が多い事は否定しがたい事実です。ですが、ゲームでもPCを除いたスマホから家庭用機(全機種)まで幅広くたくさんタイトルを出しているのはバンナムくらいでしょう。その豊富なIPを最大限に利用しながらの事業展開は、やはり大企業であるというのも確かと言えます。
今後、バンナムが社名変更してから、どういった事業を始めるのかは注視されるところでしょう。大手ゲームメーカーがスマートデバイス向けへ本格的に注力していく中、バンナムがどのような舵取りをしていくのか、楽しみにしておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:バンナムがエンターテインメントについての意識調査してるよーってなお話です。
:やっぱ、こうやってみるとゲームって答える人はすくねーわな。
:そりゃまぁ、仕方がないんじゃない? とはいうても、バンナムがすぐさまゲームをどうこうするって話でもなく、今後どういった事業をやっていくのかっつーのがなんとなーく見えてくるかもしれんという程度かなと。……でもまぁ、昔はゲームなんて隠れた趣味だったのに、なんだかんだと市場は大きくなったものだねぇ……。
:ま、時代は変わるんだし、これからもどんどん変わっていくんだろうよ。
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