連載:気まぐれゲーム雑記 第723回:Windows10とXbox Oneの連動でどれだけのコミュニティ拡大へと繋げられるのか
気まぐれゲーム雑記
第723回:Windows10とXbox Oneの連動でどれだけのコミュニティ拡大へと繋げられるのか
長所を活かすのは当然
PCのアドバンテージを活かした結果や如何に?
AZです。先日の個人的3大ニュースは、Windows10の時代になればIEが終わりを告げるというニュースに狂喜乱舞した事(次世代ブラウザが良いとは限らない)と、ぽっちゃりアイドルなる方々の平均体重が自分よりあったのでそれをぽっちゃりと定義すべきかどうか小一時間ほど脳内議論を繰り広げた事と、SteamGreenlightに登場した「NEO AQUARIUM -甲殻王-」を流れ作業のようにポチった事です。
それはそれとて、Windows10のあれやこれやが一斉に出たわけですが、Xbox Oneとの連動が色々と発表されています。まとめちゃうと次の様な感じ。
- Windows10には、キャプチャー機能Game DVRの標準実装される
- Windowsキー+Gを押すと直前のゲームプレイ映像を最大30秒を切り出し、編集してシェアする事が可能
- Xbox Appでは、PCとXboxでプレイしたゲーム情報やフレンドリスト、メッセージ、実績、シェアした動画などを統合して表示
- Windows10では、Xbox Liveとのクロスプラットフォームプレイが可能で、Xbox Oneプレイヤーと協力プレイ、対戦プレイが可能
- Xbox Oneのゲームを家庭用内の同じネットワークにあるWindows10でストリーミングプレイが可能(対応ゲームのみ)
発表にあったXbox Oneとの連動要素は概ね以上となります。
さて、今回のWindows10とXbox Oneが連動する目的というのは、概ねコミュニティの拡大を狙ったモノと見て良いでしょう。もちろん、マイクロソフトが掲げるマルチデバイスを念頭においた戦略の一つでもあるわけですが、ことゲームに限って言ってしまえばXbox OneとPCそれぞれのゲームプレイヤーに接点を持たせるというのが一番の要でもあります。
ここで、Xbox One事情をユルッと振り返っておきましょう。日本におけるXbox One事情は、何を差し置いても厳しい。というか、今でも日本で事業を続けている事自体スゴイとしか言い様がない売れ行きです。無論、買った人達の満足度とは別問題ですので、興味があるタイトルがあるならばドンドン買えば良いとも思ったりはしますが、現状厳しい流れが今後も続いていくというのは何となくわかる話ではないでしょうか。
その一方で海外はというと、北米で正式に50ドルの値下げを発表するなど、テコ入れが始まっています。360の売上を上回る速度で売れているという話もでていますが、世界的に好調となっているPS4に比べるとやはり分が悪いのが現状です。
PS4のコミュニティがどんどん大きくなる一方で、Xbox Oneのコミュニティ拡大がイマイチだという解釈をすると、Xbox Oneが更にコミュニティを拡大させていくには、すでにあるコミュニティを取り込むのが手っ取り早いという結論に行き着きます。そういった意味でも、PCとのクロスプレイやストリーミングプレイを可能にさせたという事情が、何となく見えて来る事でしょう。もともと、OSではWindowsが圧倒的シェアを誇っているので、それに向けて「統合」していくようなスタンスを取ればより一層コミュニティが拡大していくというのは誰の目にも明らかです。
Windows10は、Xbox One以外でもゲームに繋がりそうな話題は「HoloLens」やDirectX12など多くの要素を秘めています。家庭用機への影響は当分先になりそうですが、それらの施策が上手くいくかどうかを楽しみにしておきたいですね。
しょぼーんさんとしゃきーんさんのゲーム座談会
:Windows10とXbox Oneの連動が色々発表されたので、上手くいくかどうかを生暖かくウォッチしとこうぜ! ってなお話です。
:まぁ、PCゲームをする人達から見りゃ、Xbox Oneの人とも遊べるってくらいに思ってりゃいいのか。
:そういう見方もアリかと。基本的にはコミュニティ拡大が意図したところだろうから、Windowsってブランドで囲い込みをしたいのだなぁとも思っておる次第。……iOSやAndroidが台頭する中でのWindows10にご期待下さい!
:OSも色々と大変な時期になったのかねぇ……。
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